内容説明
亭主が帰って来て隠れた泥棒が残した着物を見て女房が逃げようとしていると勘違いし夫婦喧嘩になる(しめこみ)、寺に通って悋気をなおした男が和尚亡き後、その指南書に従う(指南書)、隠居した幸助の道楽は喧嘩の仲裁。浄瑠璃を聞いて実話と思い人助けに出かける(胴乱幸助)、盗みに入った家の娘が首をくくろうとしていた(おかめ団子)、亭主が見た夢の女に嫉妬する(夢の瀬川)、釣り場で人骨を見つけ回向をした浪人のところに女が訪ねて来たのを見た八五郎は骨を釣りにいく(野ざらし)、他に「二十四孝」「成田小僧」「お見立て」を収録。