講談社学術文庫<br> ジャーナリストの生理学

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講談社学術文庫
ジャーナリストの生理学

  • 著者名:バルザック【著】/鹿島茂【訳・解説】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2015/01発売)
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  • ISBN:9784062922739

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内容説明

19世紀のパリで新聞などを舞台に活躍していたジャーナリストと批評家を取り上げ、作家一流の「生理学」の手法で徹底的に批判する。「もしジャーナリズムが存在していないなら、まちがってもこれを発明してはならない」と一刀両断にする結論を見れば、今も昔も新聞は何も変わっていないことは疑いない。新聞の存在意義が問われる今日こそ、ジャーナリストはもちろん、すべての人が手にするべき一冊。(講談社学術文庫)

目次

著作権侵害者への警告
緒 言
一般的特徴
第一の属 政治ジャーナリスト
A 新聞記者
B 政治家兼新聞記者
C 風刺攻撃文作者
D 空疎論者
E 大臣亡者の政治評論家
F 一作托生の作家
G 翻訳家
H 信念を持つ著述家
第二の属 批評家
A 由緒正しい批評家
B ブロンドの若手批評家
C 大批評家
D 学芸欄担当者
E 小新聞記者
結 論
補遺 宣伝文作者
解 説(鹿島 茂)
あとがき
参照文献
学術文庫版あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

6
報道に辟易している多くの人々にとって拍手喝采というべき痛快な内容である。この本から報道関係者をただやじるだけでなく、報道のあり方を建設的に考えるよい機会にしたい。2015/07/13

筑紫の國造

5
文豪バルザックによる痛烈なジャーナリズム批判。バルザック自身、ジャーナリズムに身を投じ、莫大な借金を抱える失敗を経験したから書ける一冊だといえる。解説の鹿島茂も書いているが、現代日本に通じるジャーナリズムの通弊は、すでに誕生まもないバルザックの時代にも現れていた。と同時に、バルザックの個人的な恨みがこの書物の根底の一つだと言うのも面白い。解説に曰く、バルザックは名誉や金銭を求めてジャーリズムでの成功を夢見たが、これはあえなく潰えた。しかし一見俗物そのもののようなバルザックの本質は、親近感が湧く。2021/11/29

あんどうれおん

3
名作の数々で知られる文豪バルザックが遺した、知られざる仕事。辛口な一冊です。底本刊行時のフランスについて、ある程度は知らないと分からない記述も多いものの、そうした問題は訳者の丁寧な仕事で大部分が解消されています。2020/09/28

茅野

2
『幻滅』などでジャーナリズムを扱い、一時は自身もジャーナリストとして活躍したバルザックのジャーナリズム論……というより、辛辣な批判。相変わらず訳注と解説が異様に細かい。解説の新聞まとめ等、とても有難い。2020/09/28

でん

1
気持ちのいいくらいメディア関係者をコボコに扱き下ろしている。これは恨みこもってるな…と思ったら、あとがきを読んでなんだツンデレか、と。2015/03/22

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