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目次
第1部 メディアの生成(ベンヤミン『複製技術時代の芸術』;オング『声の文化と文字の文化』;リップマン『世論』 ほか)
第2部 マス・メディアの世紀(有山輝雄『近代日本のメディアと地域社会』;佐藤健二『読書空間の近代』;キャントリル『火星からの侵入』 ほか)
第3部 メディアの現在進行形(アンダーソン『増補 想像の共同体』;佐藤卓己『現代メディア史』;キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター』 ほか)
著者等紹介
難波功士[ナンバコウジ]
1961年生。京都大学文学部卒業後、博報堂入社。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、関西学院大学社会学部教授、博士(社会学)。広告論、メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽん教授(非実在系)
1
以外と誰もが読むべき古典はそこまで取り上げてない。興味深く書かれているが、マイナー目の本も多く取り上げられているため、初学者が読んでもその面白さがわかるかは著者の力量をもってしても不明であり、初学者向けという目標に合っているかは微妙。中級者以降の読者には文句なくお勧めなのだが……。2015/08/14
Lian
1
学部生向けに『メディア論』に関する書籍を30冊選んで、解説したもの。1つ辺り8頁と少ないので物足りない感じはするが、古典は数冊に絞って知名度は低いけど重要そうな本を取り上げていたり、21世紀の今の時点から古典をどう解釈するかといった視点も書かれていたりといった工夫がなされていて、楽しく読むことができた。2011/10/18
NEWJPB
0
難波氏はそもそもが分かりやすい説明を心がける人ではあったが、こうした初学者入門の書を編むにあたって、ここまで降りて語るのか、と思ったほど、平易な紹介に徹している。そのため、引用が多くなっており、難波氏の解釈や評価を期待して読む向きにはとっては、ややもどかしく感じるのかも知れない。とはいえ、これら基本の30冊を実際に読んだことがない人や、これからメディア(史)研究をやりたい、という人にとっては最初に踏んでおいた方がいい足場かも知れない。2015/01/09
wanted-wombat
0
スタンスがあれなので仕方がないが、もっとつっこんでもいいのでないかと感じた。2012/12/19
ATSUSHI
0
メディア論を学ぶひとにはおすすめ2011/12/14