角川oneテーマ21<br> 吉田松陰 異端のリーダー

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角川oneテーマ21
吉田松陰 異端のリーダー

  • 著者名:津本陽【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046534286

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内容説明

吉田松陰は、維新史において果たしてどのように位置づけられるべきなのか、また現代においてはどうなのか――。異端のリーダー、松陰の生涯をていねいに検証し、独自の視点で「新たな人物像」を浮かび上がらせる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

44
ふとしたことから、興味が湧き、本書を読んでみた。昔食べたラーメンには思い出補正がかかる。思い入れのある著名人は神格化する。少しこの本を読んで、人間味を感じられることとなりました。いつの時代も完璧な人間はいないし、だからこそ、時代を超えて対話するために書物がある。この本を読んで膝を打つことはなかったが、安心できた。2019/02/06

ロビン

18
kindleunlimitedにて。直木賞作家の津本陽が、尊崇されがちな吉田松陰の様々の「神話」を疑い、その生涯をつとめて冷静な見方と筆致で描いた本。伊藤と山県は松陰を「師匠」と敬愛していたわけではなく、一定の距離を置いたり、自分の立身に利用したりし、挙句は軍国主義教育の主役として使ったと。本当の意味で松陰の弟子であった人たちは純粋な部分がありー詩的でありー信念のために一身を擲つことを厭わなかったが、ごく現実的で政治的な、散文的な人間である伊藤たちは結局世俗の栄華を誇った。自分が可愛かったのであろう。2024/09/15

ようはん

18
吉田松陰の人生を見ると割と過激で突発的な行動も多く家族や周囲の近しい人からの視点からすると結構危なっかしい存在ではあるけど、それでも家族が最後まで見捨てず応援してくれたのは龍馬にも通じる物がある。2022/05/01

getsuki

5
いくつか松陰関係の著作を読んできたが、客観性を持って書こうという著者の姿勢には好感が持てる。少々本筋からはズレてしまうのだが、年少期の養育・教育がいかに大切かを考えさせられる。彼はあまりにもまっすぐ過ぎた。これが平和な時代だったら、と。2015/03/13

ばしこ♪

4
強い信念と粘り強さを持った素晴らしき教育者だと思う。吉田松陰、若くして亡くなったその生涯は、賛美に値する。2016/12/01

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