内容説明
アメリカ情報部によって上海に送りこまれたおれは、特に任務もなく恋人と平安かつ怠惰な日々を過ごしていた。ところがたまたま紹介された中国企業に入社したことから微妙な立場に立つ。その会社は中国情報部の隠れ蓑だったのだ。諜報界の谷間に落ちた男の運命は? スパイ小説のベテランが描く現代諜報戦の裏側
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chonta
5
派手なアクションはほとんどない、地味で渋いほうのスパイ小説。中国っていうところが時代を反映しているといえるかもしれないけど、どんなにテクノロジーが進化したところで、諜報活動は昔から変わらず、だまし、だまされの心理戦。 ちょっとシニカルでウィットに富んだ文章がいい感じ。『アシェンデン』とか『ヒューマン・ファクター』とか読み返したくなっちゃった。2015/03/03
一江春水向東流
0
4星.這本在圖書館無意中翻到的.被描寫一個美國間諜在上海被一個上海美女騎車相撞展開的開頭所吸引.讀到了最後.本來只是懷著因新冠回不了國的鄉愁讀的,誰知描寫上海的就只有開頭一小部分,之後的大部分都是發生在美國本土的.本書兩大主題就是突然消失的2年相處的炮友,以及中美諜戰.後者也逃脫不了「特工」的俗套,但是開頭和結尾處的有關撞車炮友的描寫卻十分讓人動容.還有就是在誰都無法相信的間諜生活中,4位炮友都是真實的存在.完整地串連起了整個故事。使有特工經驗的83歲作者在本書最後不由感嘆「世界を動かすものは偶然さん」。2020/09/16
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