光文社新書
大人の性の作法(メソッド)―誰も教えてくれない

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043070
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0236

出版社内容情報

難題が山積しているにもかかわらず「マトモ」な議論のされにくい大人の男女の性問題さまざまな視点から語り尽くす。

内容説明

多様化・複雑化が進む一方で、公の場で積極的な意見交換がなされないまま、タブー視され、孤立するそれぞれの「性」の問題。その一つひとつを検証しながら、私たちが今後どう在りたいかを議論していく、実践的で新しい「大人の性教育」を考える一冊。

目次

1‐1 なぜ今「大人の性教育」が必要なのか?男子編
1‐2 大人の性教育基礎講座 男子編
2‐1 なぜ今「大人の性教育」が必要なのか?女子編
2‐2 大人の性教育基礎講座 女子編
3 性の「誤解」と「呪い」から解き放たれるためのQ&A
4 答えのない「モヤモヤ」に立ち向かうために

著者等紹介

坂爪真吾[サカツメシンゴ]
1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。新しい「性の公共」をつくるという理念の下、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

52
性に対する世間の風潮や考え方が変わってきましたが、まだまだ偏った教育しかされていない現状を、著者は憂慮しています。現実に則した事を、教育すべきタイミングでしていない。特に若い世代へのアプローチはもっともだなと思えます。ただ、不倫や夫婦間の性に対する認識のズレについては、あまり共感できません。結果的に、夫婦で性に対するコミュニケーションが取れているか、子供にも隠すことなく丁寧に対話しているか。親子でいい方向を見出していく事が、ベストに近い方法だろうと、改めて認識しました。2021/10/07

GAKU

49
斜め読み。特に目新しい情報は得られなかった。2018/01/14

akihiko810/アカウント移行中

24
性教育に関わる二人が、性にまつわる誤解や偏見などを語る。印象度B  渡辺ペコの表紙にひかれて読んだが。まあ、大人も子供も性教育が遅れている日本の課題を憂慮した感じの内容。「おっぱいが小さいので悩んでいる」という質問が、女子大の性教育の質問で一番多いというのにびっくり。他「好きな子に壁ドンをすればいいのか」と悩む男子高校生など。幼稚すぎて言葉が出ないけど。あと、「子宮系女子」といって、女性器にパワーストーンを入れて生活するスピリチュアル(というか疑似科学)系界隈があるそうで、絶句2024/03/19

ケー

23
日本人は改めて性についてタブー視しすぎだよなぁ、と思った。勿論開けっぴろげにすればいいってもんじゃないだろうけど、カジュアルに話をできる環境ができないからこそ大人であっても間違った知識を「信仰」してしまう。そんなの不幸でしかない。性について学ばなければならないのは子どもではなく大人たちだ。男女がが正しく幸せになるために。2018/05/10

カッパ

19
この表紙と題名が気になって借りてみました。男子編と女子編と別れてました。私は女性なので男性は成る程ねという視点で読みました。男性は恋愛どころではない安定しない人の層。そして、依存症的な不倫がありそうですね。女性編ではもっとセルフでも味わっていいこと。そして、産後は無理しなくていいということが染みました。最近出産が怖いです~。2019/01/22

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