内容説明
画学生の舟木和豊は「絵魂術」という怪しの術を使って、様々な事件を解決してきた。だが、その最中に新聞記者の秋間という超クセの強い男に“喋る”学生帽の存在を知られ――また面倒なことが増えてしまった! スクープに命を懸ける男・秋間は、どこに行っても現れ、私生活まで付けまわしてくる。うんざりした和豊は、訪れていた村で噂されている「天女伝説」の話題で秋間の気を逸らそうとするものの……天女に会いたいと、秋間と出かけたはずのサナが忽然と消えてしまって――!? 天女伝説の謎とサナ救出のために、和豊が立ち上がった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツ04号
16
シリーズ2冊目。新キャラ秋間がどうにも好きになれず…。時代背景を考えるとブン屋が嫌われるのは仕方ないとは言えですが。昭ちゃんも苦手だなー、と少し読むのがしんどかったです。師匠は人間的に厄介なタイプのようで…。「事件簿」ではなく「面倒事」とタイトルされる理由がなんとなくわかってきたように思えます。個人的に少し落ちがすっきりしない話が続いたなー、残念だなあ。【2018-22】2018/06/25
よっしー
12
相変わらずサナちゃんの言動が後先考え無いと言うか、騒動を呼び起こしてる気がします。そんな部分があるから、どうも好きになれない人だなぁ。けれど、昭ちゃんの歪みに比べたら随分とましですが(笑 鬱陶しく感じる秋間さんですが、傍観する側としては中々に味のあるキャラだなぁと思います(笑 所々に師匠の影が見える旅、さてさて次はどんな絵に出会えるのやら…。2015/07/08
神野
12
サナを超えるウザさを持った新キャラ秋間が登場。一話だけかと思いきや三話全てに出てきた。そのお陰かサナは成長したのか、秋間が目立ったのか、サナが幽霊芝居では活躍したね。そんな秋間も四人の仙人で公害を訴えるため、記者として動いていたのは関心した。もう少し工夫すれば良い作品になりそう。三巻目期待してます。もしかしたら師匠が秋間を超える鬱陶しい男になりそうな予感。和豊&和成頑張れ。2015/01/20
ううち
11
おっとりしたイメージの和豊さんが毒を吐くくらい強烈な新キャラが登場。気持ちはわからなくもないけれど、サナちゃんの言動は相変わらずハラハラします。謎の師匠は結局姿を見せずじまいだったので気になります。和成さんはかっこいいなー。2014/12/18
めりた@かりた
9
まいりました・・・ε-(・д・`;)フゥ…まったく先に進めませんでした。このウザったさは本気でダメです。一話くらいに出てくるだけだったら良かったんですけどね、ただでさえお子ちゃまとは言えトラブルメーカー抱えてるのに、鬱陶しさでお腹いっぱいになってしまいました。この後もずっと絡んでくるんですよね・・・。2015/09/17