角川文庫<br> 西郷盗撮 剣豪写真師・志村悠之介

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角川文庫
西郷盗撮 剣豪写真師・志村悠之介

  • 著者名:風野真知雄【著者】
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  • 特価 ¥330(本体¥300)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
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  • ISBN:9784041023204

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内容説明

元幕臣で北辰一刀流の達人の写真師・志村悠之介は、ある日「西郷隆盛の顔を撮れ」との密命を受ける。鹿児島に潜入し西郷に接近するが、美しい女写真家、人切り半次郎ら、一筋縄ではいかぬ者たちが現れ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

56
写真の技術の進歩の状況や光線画についての記述も興味深かったが桐野、西郷の魅力全開の作品だった。噴煙を上げる桜島と青い空を背景にした少しシャイな西郷隆盛の写真が見たかった。2020/08/13

一五

10
風野さんにしてはまあまあ。志村さん剣豪というほど強そうに書かれてない。 あと2冊出てるし そのうち2025/05/27

Ayumi.I

5
時代が時代なら剣豪として名を馳せることができたかもしれない。しかし、明治の時代になって叶わぬことになった。そのことにもがきながら、写真家として生きる悠之介の心が読み取りやすい。盗撮と言うにはあっさりしすぎた感もあるが、謎解き仕立てでおもしろい。2015/02/24

kazukitti

4
維新の元勲のアレな話はリアルでもフィクションでもフツーにあるんで、キャラを掴んでるとそーゆー二次創作的なノリがおもしろいかもね。しかし、義経とか新撰組とか西郷とか日本人は負けサイドにロマンを見出すよね。主人公と人斬り半次郎の対決はちょっとよかったけど、結局西南戦争で死んじゃうんだから、もう少し西郷と桐野にスポット当ててもよかったかも。まーあのちょっとだけだから逆にソコが写真の一瞬みたいに光るのか。盗撮エピソードそのものはともかく、歴史の舞台としての美味しいところは親友にもってかれたのかな。2015/09/09

さきとし

3
明治初期の動乱を薩摩へ潜入した写真師の視点で描かれた作品。というよりは、身分を捨てても剣を捨てずに写真師になった若者が西郷大将の実像にせまる作品。当時の写真技術も知ることができよかった。写真の力は良くも悪くも絶大であるのは、今も変わりませんね。2017/06/30

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