内容説明
明るく元気な少女リリは、幼い頃に自分を助けてくれた「お守りのお師さま」との再会を夢見て、道士ユーフェイのもとへ弟子入りすることに。しかし彼は「雷公」の異名を持ち、人間よりも鬼に優しいと周囲から恐れられる存在で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
68
幼い頃に自分を助けてくれた「お守りのお師さま」は、実は人間嫌いので「雷公」の異名を持ち、人間よりも鬼に優しい人になっていた。でもそれにはちゃんとした理由があったけど。憧れの人に会うために後を追いかける姿は「図書館戦争」の郁と堂上の関係と似てるなって思いました。何事にもめげない頑張り屋さんなリリには好感を持てました。2019/12/15
翔(かける)
20
タイトルの「百花」に惹かれて買ってから、ずっと積読していた本です。昔助けてくれた憧れの男性が実は…という王道展開ですが、今巻でリリはまだ正体に気がついていません。ユーフェイ=鬼のような男、という設定の割には鬼らしさが弱い印象を受けました。少女小説の型をなぞっているようなお話でした。2016/11/04
宵
14
王道ってやっぱり面白い!2017/04/17
葉月たまの
12
もう、一気に読み終えた><。普通、小説は数日かけて読むにわたしにしては珍しいくらい、すらすら読めた! リリちゃんはもう尊敬しちゃう! あそこまで心の強い女の子は小説の中でもなかなかいないし、わたし、すごーーーく憧れる! チャンさんもユーフェイさんも素敵だった♪。わたし、リリちゃんのこと、応援してる! 2巻も楽しみ♪。2015/11/24
紅羽
8
師匠と弟子モノ…ですが、この巻ではまだ師匠と弟子の関係になる前の段階がメイン。突き放した態度を取りつつも、世話を焼いてくれるユーフェイとリリの頑張る様子が健気で可愛いです。リリがユーフェイの寿命の期限内に百花道士になる事が出来るのか…続きも続けて読みたいです。おまけの限定ペーパーはお風呂上がりのユーフェイが色っぽかったです(笑)2014/11/15