竹書房文庫<br> PANDEMIC GAME パンデミック・ゲーム

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竹書房文庫
PANDEMIC GAME パンデミック・ゲーム

  • 著者名:山口洋一【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2014/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801900363

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内容説明

◎パンデミック〈感染〉を防ぐのは、知恵か勇気か、信頼か?◎ウィルスで感染させるか? それもワクチンで守るか? 誰(どの国)を絶滅させ、誰(どの国)を救うのか?◎世界各国を代表することになった高校生9人。シェルターに隔離された彼らは、〈救済のゲームマスター〉と名乗る謎の人物によって、とある〈ゲーム〉をさせられることになる。それは??「ウィルスカード」と「ワクチンカード」を使った、それぞれの“国家”の運命を賭けた《人類絶滅感染ゲーム》だった……。果たして生き残るのは誰(どの国)か?そして、〈救済のゲームマスター〉とは誰か? そしてその目的とは……。◎〈あらすじ〉幼馴染の真希に連れられて勇人が向かった先は≪グローバルユース討論会≫。文科省が日本に縁のある各方面で才能を有した青年たちを招いた討論会だ。世界的女優の真希は日本代表として招待されており、勇人はひそかに想いを寄せる幼なじみに付き添ってきたのだった。招待者しか入れない会場へ、荷物を置くついでに見学してきなよと真希のIDカードを渡されて勇人が入った矢先、警告音が響きわたり施設は封鎖されてしまう。会場周辺に毒ガスが散布され、モニターに映しだされるのは人々が死んでゆく様子、その中には真希の姿も……。閉じ込められた各国の代表に続けてアナウンスが投げかけられる。「皆さんにはそれぞれの地域を代表した《人類絶滅感染ゲーム》に参加してもらいます」――負けた地域には殺人ウィルスが散布されるという非情なルール。有名探偵のような衣装に身を包んだアメリカ代表・シルヴィアをはじめ、各国の代表者たちがゲームの仕掛け人は誰かと疑心暗鬼に陥る中、ただひとり一般人である勇人は真希の死への悲しみと日本の命運を背負ってゲームに挑戦する――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のいじぃ

4
読了。限られた空間で繰り広げられる茶番劇の物語。一応、生き残りゲームではありますが、「バトル・ロワイヤル」な肉体勝負ではなく、「ダンガンロンパ」や「伝染病株式会社」的なものでした。それをかき混ぜて魅せる事が出来れば良かったのですが、書き慣れていないのか、全てが未熟。登場人物たちも国の代表の割に、安易なイメージとキャラを貼り付け薄ら寒いです。主人公はギャルゲのそれ。ゲームの内容はシンプルと言いながら途中で投げ出し、展開も著者の頭の中で一方的に繰り広げられているようで、読む側を引き込みません。残念な一冊。2014/11/09

しぇん

3
何か読メだと本のタイトルが違うのですが……。流行のサバイバルゲームに負けたら自分の代表地域にウィルスをばら撒かれる要素を足した感じですね。伏線は途中解り易く設置されているし、この手のゲームとしては結構面白かったです。唯、所々出てくる作者の思想が感じられるような要素は余り自分にはあいませんでした。2014/11/03

Taruka

2
アニメやゲーム風のキャラ設定。というかダンガンロンパを思い出した。まあ、把握しやすくていいですけどね。メイントリックも幕間もとにかくアニメやゲーム的。/一方、人類絶滅感染ゲーム自体はカードの枚数がキモなんだけど、書くわけにはいかない部分が多くてかなり把握しにくい。小説向きのルールではなかったのかも。2016/03/24

2
随所に挿し絵があるので、ちょっとラノベ的な感じ。何の取り柄のない高校生が主役で、探偵な女子がサポート…何このダンガンロンパ。学級会みたいな展開も似ている。討論する駆け引きがメインというわりに討論してないのが何だかなあ…ダンガンロンパリスペクト的な話と思って読めば良いんでないですかね。2014/11/13

matayuki

0
カードゲーム+人狼+ウィルス。 各国の代表が国民の命を賭けて戦う。ジョーカーゲームシリーズとは別作品っぽいけど世界は繋がってる。 黒幕が予想しやすいし死亡フラグが仕事をしないけど最後にどんでん返しが… 映画化したら面白そう。2016/09/30

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