角川文庫<br> 幻双城事件 仮面の王子と移動密室

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角川文庫
幻双城事件 仮面の王子と移動密室

  • 著者名:椙本孝思【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2014/10発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041016299

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内容説明

奇妙な城がたたずむ離島に招かれた10人の男女。性別も年齢もばらばらだが、唯一共通しているのは「美術家の子どもたち」ということ。果たして見えない犯人による、新たな連続殺人の夜が始まる!? 果菜、黒彦の推理は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

52
シリーズ4作目。2014年。続編はまだない。今回は新本格への挑戦だというが、読後感は新本格そのもの。クロちゃんとハテナの学年が改まった設定。全体の半分が終わっても、まだ起承転結の起が終わった程度の感じ。したがってその後、急転していくが、前3作程度にページを使ってもよかった作品だと思う。離島の城に閉じ込められ、果たして脱出できるかという要素が、読者を飽きさせない。ハテナの正体は本当に……なのか。これまでの筋書きだとそうらしいが、兄・犬神博士のトリックだという思いも、まだ捨てきれない。続編をぜひ書いてほしい。2020/08/27

Bugsy Malone

49
シリーズ4作目。今回は孤島の城。城に招かれる芸術家の二世達。招待しておいて姿を現さない謎の城主。そして連続殺人。城のトリック自体は予想出来るものの、相変わらずレギュラーのキャラが立っていて面白かった。次作も期待してます。2015/10/02

ありす

40
どことなく1作目の魔神館に似た雰囲気で面白かった。伊豆諸島の無人島に建つ幻双城。ここに集められたのは城に収蔵される美術品の制作者の子息息女たち。黒彦と犬神兄妹もその一員。城主がなかなか姿を現さない中、次々と事件が起こる。刻々と形を変える幻双城に隠された秘密とは?城が形を変えるため、今の位置とか事件の起きた場所、流れなんかを考えながら読むのが楽しかった。事件とは関係ないけど黒彦と果菜の関係が理解できなくなってきた。ロボットなんだよね?犯人も気の毒な人生だったなと思う。【探偵黒彦シリーズ4作目】2020/10/16

hnzwd

39
クロちゃんモテモテのシリーズ第四弾。クロちゃん探偵、博士に美味しいところ持ってかれる。ハテナかわいい。と、いうスタイルは変えずに、しっかり館シリーズをやってくれています。今回は大富豪の息子から城で芸術家の二世を集めたパーティーへの招待状が届き、、というこれもまた王道。犯人は解りやすいかな?ついにハテナがロボットである理由が無くなりました。2014/10/30

りょうこ

31
このシリーズ待ってました!相変わらず果菜はかわいい。クロちゃんもなんかかっこ良くなってないか?(笑)今回も仕掛けがあるお城に閉じ込めらてました。お兄さんはなんでもできるのですね。ついでにニコちゃんのキャラも好きです!2014/10/30

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