内容説明
雑誌『ひまわり』『それいゆ』掲載の村岡花子のコラムを再編集。現代に通じる心美しく生きるヒントが詰まった一冊。主婦と生活社刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
40
「赤毛のアン」と「丘の家のジェーン」は、私の少女時代の愛読書でした。 アンのシリーズに関しては、母親になったアンの頃から、ちょっとした違和感を持つようになっていたので、その点に関しての村岡さんの言葉があるかと期待したのですが、無かったですね。 最も印象に残ったのが、「ひまわり」という少女向けの雑誌の文章にしては、難しかった事。 昔の子供の方が賢かったのでしょうか。 また言葉の美しさ、日本語の素晴らしさも実感しました。 一つだけ共感出来なかったのが、車中での読書に関して。 村岡さんは反対のようでした。 2015/01/12
はる
32
[kindle unlimited] なんと内面の美しく格好良い女性でしょう…。まだ英文化が浸透していない時代に、英語や外国人と渡り合う彼女は、言いたいことはきちんと伝えつつ、だけど引くところは引きつつといとてもバランスが良いのを感じます。 後半の茶道や華道に対する文化人の在り方など響きます。現代に全然通用する。 村岡花子さん、私の好きな女性の1人になりましたねこれは。2026/01/15
九月猫
27
戦後すぐに発刊された若い女性や少女のための雑誌「それいゆ」と「ひまわり」に花子さんが書いてらしたエッセイ。タイトルのまま、美しく生きるために大切なことがぎゅぎゅぎゅーっと詰まっている。男女の平等についての考え方(男女の区別無く何でもできなければ、ではなく、互いの特性を生かす・ただ「人」としては等しくある)や、新しいもの(外国のもの)と旧いもの(日本のもの)とのバランスの取り方についてなどにはおおいに共感。時代感や少々お説教じみた文もあるけれど、花子さんの愛情深さが先に立つ。中原淳一さんの絵も愛らしく素敵。2014/11/30
さっちゃん
20
中原淳一の少女雑誌「ひまわり」と女性「それいゆ」に寄せた村岡花子のエッセイである。私が娘に望むのは清く正しく美しくであるが、正にそれを示す教科書のような本。「心が美しくあるには強くなければいけない」「こだわりをもつのではなくいたわりをもつこと」そして「読後に自分がすっと引き上げられたと感じる本を読む」こと。これが昭和20年代に刊行された雑誌の中の言葉である。今の少女向け雑誌のなんと低俗なことよ。2015/07/16
あんとわねっと
18
美しい心とは強い心であり、またこまやかな心である。心を強くすること、やさしくすること、どちらも読書によってなしうるところである。 美しいものを毎日一つ見つけること、これも素敵だった。2023/08/12
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