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内容説明
『社長失格』著者 板倉雄一郎氏推薦!
“失敗の当事者でなければわからない罠はまだまだある。
しかし、本書に書かれていることくらいは知っておかなければ、その土俵にすら上がれないだろう”
仕事の意義を見失う社員、優秀すぎる新入社員をコントロールできない中間管理職、有名企業出身の中途社員の早期離職、決断できない若手リーダー……
これらの、好調な業績・高揚感の影で鳴り響く不協和音を放置すると、成長の停滞、業績の下降を招きます。
リンクアンドモチベーション取締役として同社の急成長(創業から8年での上場、13年で従業員1300人まで成長)を目の当たりにし、多くのクライアント企業の組織コンサルティングを手がけてきた著者が語る、ベンチャー企業関係者必読の書。
<7つの罠>
1 拡大の熱量に依存する
2 頭の切れすぎる部下のマジック
3 中間管理職の評価を見誤る
4 ブランドとスペック重視の盲目採用
5 戦略遂行を阻む心理的バイアス
6 若手社員を惑わすテクニカルスキルの幻想
7 リーダー育成を遅らせる形骸化した権限委譲
<あの企業はこうして乗り越えた!実例付き>
・株式会社ネクスト
・株式会社サイバーエージェント
・面白法人カヤック
・ビルコム株式会社
・株式会社ファインドスター
・株式会社Speee
・株式会社ビスリーチ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺり
11
企業の成長痛と言われる部分にスポットをあてた内容。創業メンバーと中途採用の即戦力人材。出来る部下と環境変化によりパフォーマンスが出なくなった人材との関わり方。組織の力を等倍以上にするためには蹴落とし合うよりも同じ方向を向けるようにお互いが努力すべき。マネジメント陣は「51%のメリットと49%のデメリット」を示し部下を腹落ちさせながら同じ方向を向いていく。これからいろんな人と働くことを考えると学びがたくさん。中間管理職に位置する人は必読。2021/03/02
Toshimune Mukai
3
ページをめくる度、苦い経験や漠然と抱いてる不安に意識を連れ去られなかなか読み進められなかった本。急拡大急成長の熱量に依存して見失うモノとは?急激な採用ブランドの向上により「優秀過ぎる部下」をマネジメントできず翻弄される中間管理職。急成長企業で求められる曖昧体制。仕組みが完成し過ぎてしまい自分で決断出来る人財が育たない葛藤経験の差…2015/04/07
hide
1
時代を選ばす成長企業の人事的な課題が俯瞰できる。特に、優秀すぎる人材というところは参考に。ベンチャーでは優秀な部下が入ってくるという話であるが、逆にベンチャー自体からの叩き上げの優秀かつ志を持った人にとってあとから入ってくる大企業の人は能力や動き方に納得できないケースがあるだろう。その時でも対策は一緒でしっかりと軸を持って対応すべき。軸とは一人一人もそうだけど会社として大事にしていることであるべき。改めて実感2023/02/25
飯塚豊
1
うまくいっているからこそ、気をつけなければならないことがあると思った。組織は放っておいてうまくいかない。組織の運営にも努力が必要。自分の置かれている組織にどう活かせるか。考えながら読んでみた。2015/04/26
川上 大樹
1
読んでよかった。2015/03/20