内容説明
妻の死をきっかけに、人生を一度リセットしようと会社を辞めた江波良介。四年前に気まずく別れた日出子と再会を果たして新たな旅に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Teruyo Yamaguchi
4
主人公が高校生の息子と話す所が良かった。あとは、まあまあでした。どこか、「錦繍」を思わせるような・・・。後半は、どうなるんだろう?本の題名にどう繋がっていくんだろう。そう思いながら、下巻へ続く。2015/07/18
viva
3
男の妄想が実現したような、といえば誤解を生むが・・・、45才で小金が懐に入って、会社をやめ、若い恋人を旅にでる。おじさんになったらこのように振るまいたと、いや羨ましいと思えるかもしれない中年のファンタジー?恋愛小説?日出子とイタリア旅行中で下巻へ。2016/09/25
MK
2
いいと思うところもあれば、微妙だなぁと思うところもある一冊でした。ところどころ主人公の行動に違和感。ただ、序盤にある「自分は自分のすることを愛してみよう。」という言葉は素敵。下巻を読み始めよっと。2014/12/03
ぱーぷる
1
最愛の妻を亡くした良介、会社を辞め妻の保険金で旅行、さらにかつての愛人を訪ね富山、再開し、なんと彼女の行きたいというイタリヤに豪華旅行。表面的にな、なんという男性と見えるが、、。父親とけんかして今はローマに住もみ革職人となった兄を訪ねたり、日出子の会いたかった障害を持ちながら親に愛され、作業所に通う少年を見て、また、イタリアで偶然出会った女性との交流をとおして心の変化が起きる。 また、日出子の過去に触れ、不審を抱く、、それでも、肉体関係が持てるという心情は理解できない。下巻が気になる。2021/06/08
くぅまん
1
不倫をして仕事を辞めて妻の保険金で女性とイタリア旅行。そこでも違う女性と会う。主人公に全く共感できないまま上巻が終わってしまった。2021/05/31