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内容説明
インターネット、モバイル、クラウドという環境激変が、企業から消費者へのパワーシフトを引き起こした。いま企業が成功するためには、考え方を全部変える必要がある。グーグル会長が新時代のビジネス成功術を伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
191
Googleの創業者の書いた1冊。すごい会社とはこんな考えで動いているんだなと、驚くと同時に自分の勤めてる会社に当てはめるとギャップがすごいと感じた。Googleの社風もあるが、非常にのびのびと社員が働けそうな印象がした。2014/11/06
Kawai Hideki
109
Google現会長とシニアバイスプレジデントが明かす、Googleの文化、戦略、人材、意思決定、コミュニケーション、イノベーションの源泉。基本的に、超絶に頭が良くて仕事ができるスマート•クリエイティブを選抜して採用し、大きなスケールで物事を考えさせ、自由を与えるという方針。特にイノベーションの項が面白かった。グーグルブックスやストリートビューのように、今では地球規模となったプロジェクトも、最初のプロトタイプは、CEO自らがデジカメや三脚を組み立てて実験している。シンプルさとスケール感に感銘を受けた。2015/02/02
扉のこちら側
96
2016年714冊め。2015年のビジネス書大賞の準大賞受賞ということで、今年頭からずっと読みたい本リスト入りしていた一冊。なにがおもしろいかって、人事において「最高のスマート・クリエイティブを獲得するための採用プロセスを整えたら、彼らはどんなふうに報いてくれるだろう? そう、退社するのである!」これをむしろ健全なことと捉え、「それでも彼らを引き留めるために全力で戦おう」のくだり。そもそも企業勤めとは違うのでビジネス書は敬遠しがちであるけれど、自分の不出来さを確認して奮起するにはよい。2016/09/11
Miyoshi Hirotaka
49
ヒューレットとパッカードがパロアルトで仕事を始めたのは1938年。以来、この地から数々の大学発ベンチャーが誕生。 Googleもこのモデルで世界企業へと急成長した会社の一つ。成長の原動力はハードウェアからソフトウェアへと遷移したが、起業を促し、成長させる地域システムが完成。他国が簡単に模倣できない米国の競争優位だ。一方、「HPウェイ」は日英どちらで読んでも達意の名文であるが、本書は典型的な悪文。世界中の情報を整理するといいながら、創業者の頭の中は雑然としたままのようだ。これも若さゆえのカオスなのだろう。2016/07/20
かまど
34
『スマート・クリエイティブの活躍できる環境をつくるには』 グーグル現会長のエリック・シュミットと、CEOアドバイザーのジョナサン・ローゼンバーグの共著で、グーグルで成功するためのビジネス(働き方)およびマネジメントの方法が凝縮された一冊です。 グーグルが、目を見張るほどのスピードでこれほどの大企業に成長させてきた経営方針には、どのような秘密が隠されているのでしょうか。 (続く)2015/02/08