内容説明
出羽国島中藩の藩士を二人、新たな門弟として迎えた矢先、道場破りと思しき三人の武士に立ち合いを挑まれた彦四郎。勝負は持ち越しとなるが、ほどなく門弟の川田たちが暴漢に襲われる。なぜ川田たちは狙われたのか? 島中藩士の入門と何か関係があるのか? 心中穏やかでない彦四郎のもとへ最悪の報せが届く。人気シリーズ、手に汗握る第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
108
剣客春秋親子草「母子剣法」2巻。七歳になった一刀流の千坂道場の道場主の千坂彦四郎と里美の子お花ちゃん、出羽の島中藩の若君の剣術指南の手助けに可愛いですね、殺伐とした剣戟シーンの中にホットしますね。2016/07/11
真理そら
11
久々に女剣士里美ががんばったのがうれしかった。…道場経営って大変なんだなあと感じるシリーズだ。2018/05/27
あかんべ
9
七歳の女の子の目の前で、父が、母が人を切り殺す。襲われたからといってもどんなトラウマを受けるだろう。向こうから仕掛けとはいえ話し合うという手はないものか。そんな時代じゃないといえばそれまでだが。2014/12/17
ひさか
4
2014年10月刊。文庫書下し。2巻め。お花が愛らしい。しかし、敵対することになった道場とのチャンバラシーンは殺伐としているように思う。何かが足りない。2015/01/22
Masayoshi Arakawa
3
20150201360 剣客春秋シリーズの第2ステージ親子草の第2巻。本文中「戛(かつ)、戛、と榎の幹を打つ・・・」とある、偶然かどうか面白い漢字が並びました。 花ちゃんがチャンバラ、斬り合いに巻き込まれてトラウマにならねばいいがと勝手に心配する私です。2015/01/31




