内容説明
宝石への熱い思いを描いた注目の学園小説!
花岡ジュエリー・スクールの学生喜多川北斗は、宝石業界最大手のオーナーの御曹司。しかも、東大中退という異色の経歴だった。北斗は石留めの達人として、世界技能競技大会で入賞を果たしていたが、学内のデザインコンテストではデザイン画を提出することができず、自己嫌悪に陥っていた。学内の学習の華といえるのが、独創的なデザイン力だったのである。
ある夜、酔っ払った北斗は誰かに助けられ、その家で朝を迎えた。北斗を助けたのが、同じ学校に通う皆見みな美だった。そこで、みな美の手になるという優しい表情をしたスターローズクオーツを見た北斗は、みな美が研磨の卓越した技術を持っていることを知るとともに、彼女に興味を抱く。
折しも、学校が財政的に危機に瀕しており、このままでは借入先の銀行の手に渡ってしまうことが明らかにされた。そのため、資金集めとして学生たちによるオリジナル商品のジュエリーを作って売ることが宣言される。果たして、どんなジュエリーができるのか。
みな美と北斗、日賀翔太と仁科真由那の恋愛感情も入りくんできて……。
宝石の魅力と、宝石をこよなく愛する人たちの思いを伝える、注目の学園小説!
※【ご注意】この作品にはカラー写真が含まれております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
43
宝石テーマの恋愛小説です。あまり面白さは伝わって来ませんでした。。2014/11/20
waqwaq
14
宝石の魅力と宝石をこよなく愛する人達の思いを伝える学園恋愛小説。あらすじと表紙が可愛かった一目惚れ本でした。主人公である宝石業界の御曹司の北斗と卓越した研磨技術と石の妖精の声が聞こえるというみな美を中心に話が進んでいきます。読んだ感想としては、ジュエリーに関する専門知識は事細かく書かれているけど、登場人物や内容には入り込めないままであっけなく終わってしまった印象です。みな美の設定がイマイチ活かしきれてなくてただの不思議ちゃんで終わってしまい、主人公の成長が感じられないままだったように感じました。2015/01/19
カリン
13
「青子の宝石事件簿」を先に読んでいたので、それならと思って手に取ってみたが、期待外れ。宝石のウンチクは面白いのだが、青子のそれには及ばず中途半端。せっかく個性豊かなキャラクターがありながら、主人公、脇役ともに生かされていないのが残念。北斗の気持ちの揺れ動きにも納得できなくて、作品に入り込めなかった。2015/03/17
igaiga
12
北斗とみなみにそれほど魅力を感じないというか・・・和田さん得意の宝石で話を進めてみたけど、別に宝石じゃなくてもいいのかも。2人で組んで仕事をするっていうのがねー。よかったと思った。みなみの設定は特殊すぎっ!しかしシャネルのスーツ・・・なんかイメージできるよー(歳が・・・ σ(^_^;))2017/03/25
punyupunyu
12
宝石職人を目指す若人たちが集う専門学校?が舞台。ちょっと尻切れな感じの唐突な感じの終わり方でした。宝石学という学問は鉱物学とは違うのか、それともそういう学問分野があるのか、興味があります。2015/02/23
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