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内容説明
村上たかし氏渾身の、家族の喪失と再生の物語――
第1章では、若い家族の姿を、
第2章では、老いを歩み始める夫婦の姿を――
真摯に命と向き合う本作は、
「家族」を持つすべての人々に繋がる命を語りかける。
この涙は――祈り。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フク
63
凄く悲しい物語です。だけど、一筋の希望を信じて生きていく事の素晴らしさを感じさせてくれます。『再生』がテーマとなっているので、ただの悲しい話になっていないのがいいです。おすすめです(^-^)2016/08/16
みー
6
人間生きていれば、思いがけない事にも合う。それが事故や病気だったり・・。決して他人事ではないのに、こう言う事ってどこか「他人事」「自分は大丈夫」と、思ってしまう節がある。そんな事に直面した場合・・人はどう、そのことに向き合い受け入れ、生きていくのだろう。そんな心情をとても丁寧に描いている。丁寧だからこそ、重く辛い内容だが、こういう思いをしている人が必ず、居るのだという当たり前の事に気付く。2016/02/04
key
6
優しいタッチのジャケットと異なり、内容はかなり重たくて驚いた。人の死については無意識に避けてしまう話題だと思うけど、必ず訪れることだし、それは一瞬ではないということ。介護は辛い。長引くと辛い。急に引き離されるのも辛い。退き際のいい人間になりたいなぁ。2015/11/27
いっちゃんず
4
泣きはしなかったけれど、じんときた。 「ナマケモノが見てた」→「ぱじ」→「星守る犬」と、長年追っかけてきたけれど、「ナマケモノ」はともかくとして、書きたいテーマをどんどん掘り下げている。どこまで行くのだろう?2014/09/30
MOTO
3
脳は命を守るため、最も適切な指令を体に出し続けてる。 とても有能な司令官だが、愛を知ってしまうと命の順位が突如として下がる。ここに発生する言葉を『自己犠牲』と言うのだろうか。人の脳と体はどこまでも神秘的で謎に包まれている。2019/05/01