内容説明
静湖姫は、独り身のままもうすぐ三十二歳。そんな折、ある藩の江戸屋敷で藩士百人近くの死体が見付かる。調査に乗り出した静湖が辿り着いた意外な真相とは? そして静湖の運命の人とは!? 衝撃の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初美マリン
86
落ちがそうだとは思わなかった。楽しみました。完結です。2019/01/22
まるる
57
終わっちゃったー。どう始末つけつるのかと思ってけど、ドタバタざっくりまるっと落着(笑) でも風野さんだからいいの。気楽でいいの。軽く読めるのが風野さんの魅力だもの。 雁次郎の活躍も嬉しかったな。静湖姫に想い人が出来て良かった♪彼くらい年上で、包容力も忍耐力もあるひとじゃないと、静湖姫の全てを受け止めるのは難しいかも?2015/04/17
ハサウェイ
46
シリーズ最終巻。とうとう終わってしまいました。静湖姫激動の一年間でした。物語は大藩内で起こった大量殺人の謎解き。解いていくうちに、色々な下地があり些細な事がきっかけで発生したこと事。人間の持つ欲がからんでいる。1巻から続いていり静山公のストーリーも、強引ではあるが解決。風野作品ならでは?(笑)。雁二郎の再登場にはガッツポーズをしてしまった。新しい芸の「姫様のゲップ」是非見てみたい。あれだけ酷評された唄も、最後はビシッと締めてくれた。字余りだけどね。2015/08/20
ベルるるる
37
えっ?静湖姫とこの人が! 1巻目の最初に少し出ただけの人。これで完結とは、ちょっと残念。 もっと二人の会話とかデートとか読みたかったかも。姫様、お幸せに!2016/07/25
ひさか
32
2014年9月刊。7巻め。完結編での静湖姫が解決する事件は、設定に無理がある。運命の人も唐突感があり、がっかり。32才になるので完結というところが、面白かったです。2015/01/13