角川コミックス・エース 機動戦士ガンダム 名も無き戦場(2)

著者名：近藤和久【著者】/矢立肇・富野由悠季【原作】

KADOKAWA（2014/10発売）

• ISBN：9784041022269

内容説明

約５０万人のユーザーをもつ人気ゲーム「ガンダムオンライン」の世界を、ガンダム漫画の第一人者・近藤和久が独自の視点でリアルに描く。ＭＳ、ＭＡ、戦艦が入り混じり宇宙と地上を舞台に大規模戦闘を繰り広げる！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[印度 洋一郎]

２巻目で、ようやくオンラインゲームの世界を近藤流に解釈してコミカライズという世界観に馴染んできた感じ。ア・バオア・クー戦におけるアムロのガンダム、プロトタイプ・ガンダム、G-3ガンダムによる「ガンダム・チーム」の戦い。この辺りが"正史"とは異なるゲーム世界か。そして、ジオン降伏後の地球での残党掃討戦。陸戦ガンダムの空挺部隊に対して、アッザムやアプサラスが登場する。ビッグトレーの地対地弾道ミサイルをペガセス級がロックオンしてデータリンクする描写は、近藤作品らしさ。ガンダムVSケンプファーの短編はおまけか？

2014/09/25

[YS-56]

MS-14を装備した343部隊。きっと学徒兵でなくて精鋭のエリート部隊なんでしょうね。

2014/09/26

[とし]

G-3が支給されないアムロ。 恋愛要素のない08小隊。 よくわからない仮想訓練。 の三本柱。

2016/07/16

[杉浦印字]

MS部隊の面とペガサス級の線で攻めるアプサラス攻略が「史実」よりもリアルな味。敵前の母船復旧作業も迫力、戦記らしくも未来兵器ならではで楽しい。オチの１話は……まあ、わざわざやらんでもとは思うが、けじめとして必要だったのかもしれない（それか単なる遊び心？）。

2015/07/25