内容説明
《端琉島脱出戦》から数カ月後。あの戦いで愛機を喪った竜洞マスミは天津煌国とグロース帝国との最前線、北泪島基地に配属されていた。
能力の劣る鳥竜に乗らざるを得ず、歯がゆい思いをするマスミは敵国の戦闘機が天津の竜騎兵との戦いに対応しつつあることを懸念していた。
一方、実態のない栄誉によって昇進した竜部シンヤはマスミに新たなパートナーとなる可能性を持った竜の存在を知らせるため、そして司令部から受けた奇妙な命令を遂行するため、配下の艦隊を率いて北泪島へと向かっていた。
蒼天を竜が舞い、戦闘機が飛翔する戦記物語はいま新たな局面へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
3
凄まじい展開。竜に乗って戦闘機と戦うファンタジー戦記。端琉島での戦いから、厚遇されるどころか、死地へと追いやられるマスミ。慣れない鳥竜での戦闘。福洞シキミの存在。新たなる竜。手に汗握る展開。一巻冒頭を予感させる伏線も出てきた。先が気になる。2014/12/15
Dobject
2
作品自体はそこそこ面白いのだが、問題は刊行期間の長さ。1年以上待たせるライトノベルの第二巻ってのも珍しい。ストーリー自体もまだまだ先がありそうだが、正直エンディングを迎える気がしない。2014/09/29
nyapoona
1
ヒロインがすぐ死ぬことに定評のあるファンタジー戦記もの。口絵にあからさまなメガネっ娘が出ていたので、すわ路線変更かと思いましたが……平常運転でした。完全にドラゴン萌えに特化した本。先の戦闘で活躍したエリートが政治的策略で閑地へ左遷されるも……という1巻とは別ベクトルでハードな内容で、終盤のマジキチ兵器にはゾクゾクした。2014/10/04
あるる
0
まさか続刊が出るとは思っていなかったので大喜びで購入。地道に応援していた甲斐があった。3巻が出るかどうかはかなり怪しいけれどできれば最後まで見届けたい作品。ただどうせなら天津煌国周りの単語や近代兵器用語の解説などあると良かった。さすがに前の巻から間が空きすぎて……あと自分のように近代知識に疎い人間はちょっとついていくのが大変そう。と言いつつ次巻も期待。2015/04/23
ゴジラ 芹沢
0
待ったかいがあった。ドラゴンとプロペラ機の空中戦はすごいロマンがある。これから新兵器がどうなるのか、すごい気になる。2015/02/17