内容説明
とことん寄り添う。
そう覚悟を決めて臨んだ
最期の日々。
悔いはほぼ、ない。
病院から在宅へ――88歳の母と過ごしたかけがえのない時間。
自宅で穏やかに最期を迎えさせたい。
迷いはあったが、私は決意した。
母を退院させ自宅療養に切り替える、
そして、私が自宅で母を看取る。
この時点で私は覚悟を決めた。
病院から在宅へ――穏やかな看取りを実現するために何をすればよいか。ケア・マネージャーとの連携、在宅医/看護師との相性、公的支援を賢く使う方法など、自らの経験を明らかにすることで、読者に大きなヒントを与えてくれる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルク
3
自宅で母を看取った私には、その時が思い出されてしょうがなかった。小池さんの場合はその期間が短かったこと、チームとして大勢の方々が携わってくださったことなど比較的好条件だったことも幸いしているでしょう。この経験を生かして、この国の今後の医療、介護保険のありかたなどいろいろ取り組んだ欲しい。2014/11/14
lonely_jean
1
こういう制度を率先して利用し発信することを、政治に携わる人がしてくれるのはいいことだ。なるほどと思うことがたくさんあった。相当パワフルなお母様だったようだ。仕事を続けながらもそばにいてくれた娘を見ながら安心して旅立ったのだろう。2025/07/16
じゅんじい
0
小池さんの生い立ち、お母様との思い出の数々から、今の都知事としての言動、行動の由来に気づく。極め付きは、石原元都知事の腹心であった元副知事が、小池氏の家庭に一時同居していたとのこと。確か、小池さんが都知事になって初めて都庁入りしたとき、その元副知事が同行していて、メディア的にはなぜ?となっていたが、まず本人の著書から調べるべきかも。もちろん親の看取り方、自分の終活について学ぶ本としても、役立つと思います。2016/10/13
アキコ
0
高齢化社会の日本。今後看取り方が多様化すると感じました。国としての政策がどのように変わっていくのかは著者の今後の活躍に期待したいです。また、当事者となる私達も一人一人が何が出来るのかを考えたいです。現在増えつつあるNPOや一般社団法人などが「介護」の分野にどう関わっていくのかが日本に影響を与えるような気がします。2015/09/08
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