内容説明
説教という名称はあくまで方便であって、実際には言論による戦争だと思ってください。「わからず屋」は力でねじ伏せないかぎり、コントロール不能なのです。日本を貶めるキャンペーンを行なっている反日国家や反日日本人は、まさにこの「わからず屋」の典型です。“説教ストロガノフ”は、敵が予想もしなかった論点や証拠を突きつけ、彼らの誤ったプロパガンダを根底から突き崩し、殲滅します。なぜ私や上念司は笑いを好むのか。本気で敵を叩きのめそうとしているからだ。『朝日新聞』に「お前は左翼だ」といっても効くはずがない。まして保守を自任する陣営から十年一日のような決まり文句をいわれても、効くはずがない。『朝日新聞』などは、右でも左でもなく、「下」なのだ。品性においても、知性においても「下」だと、はっきりいってやらねばならないのだ。これが本気の言論、相手の存在を抹殺する言論なのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Eiichi
27
上念さんと、倉山さんの動画や講演を聞いた事が無い人が読んだら解りづらいのではないだろうか?脱線ありの名物対談だから・・・・自分も飲み屋で語り合っている感じで読み終えました。2015/01/29
みじんこ
9
チャンネルくららでお馴染みの二人の対談。主に厄介な近隣国たちの問題を語り、叱る。色んな意味で信用できない国ばかりだが、必要最小限に上手く付き合い、時には放置が大事だと思った。移民問題も話題に上るが、単純労働者と高度人材は違うということ、的外れな移民反対議論は逆に安倍政権の足を引っ張ることにしかならないと感じた。最後に朝日新聞問題を取り上げているが、以前倉山氏が演説でも言っていた「朝日は流行通信」という持論が展開される。左翼紙でもなく、ただ儲かればいい。周辺国も厄介だが、国内のこういった輩の方が余計厄介だ。2014/10/20
イカカイガカ
7
中央大学弁論部の先輩後輩の名コンビだけに、この二人に論戦を挑んだらかなり大変だろう。それこそ上から説教されて叩きのめされることだろう。政治経済、国内外の情勢、勉強になる。「国土強靭化」を強く批判しているなど、単純に賛成と言えないことも幾つかあった。より学んでいくための一冊としたい。2014/09/29
Fumi Kawahara
4
「在日米軍って、鎌倉幕府が京都の監視と防衛に置いた六波羅探題みたいじゃね?」と思っておりましたが、まじで幕府体制ガチでしたwwwみたいな?大統領=征夷代将軍・副大統領=大老・連邦議会=宿老会議・上院=帝鑑の間・最高裁=大奥・FBI=火付盗賊改方・CIA=隠密同心「死して屍拾う者なし」www。いやぁ・・・大和朝廷、幕府を米国に開かせるなんて、なんてグローバルなんざんしょwwwと言うことわ、1000年後には米国も日本に?なんちゃって。そんなバカな(笑)。そんなこんなで、軽く★あ・軽く♪上念&倉山コンビ本。2014/09/27
Naoki Maeda
2
2人の掛け合い漫才のようなやり取りが大変面白い。ただ相手をけなすだけではなく、根拠を元に批判するのも痛快です。途中金融緩和策を銀英伝にたとえるくだりは、なるほどと感心しました。終盤の消費増税議論は本の書かれた時期にはまだ衆議院解散が現実にはなっていないのに、かなり正確に当てていたので大変驚きました。第2弾も期待したいです。2015/01/30




