徳間文庫<br> 横浜市警第3分署 ヘブンズスラム

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

徳間文庫
横浜市警第3分署 ヘブンズスラム

  • 著者名:北國浩二【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 徳間書店(2014/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198938796

ファイル: /

内容説明

県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。治安の悪い危険なエリア天国区は別名〈ヘブンズスラム〉と呼ばれ、貧困と暴力に支配されている。管轄するのは横浜市警第3分署。殉職率の高さと地名をかけて、ここへの異動は刑事たちの間で「天国行き」と囁かれていた。警察小説、堂々開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シ也

33
打海文三の「ハルビン・カフェ」や加納諒一の「K・S・P」シリーズを少し思い出す警察小説。スラム街に刑事とか設定が美味しすぎる。主人公はあまり好きになれるキャラクターではないが、出てくる警官たち皆個性があり、キャラクターも多いのに読みやすい。みなとみらい地区はよく行くエリアなので、ちょくちょく出てくる地名にはニヤリ。長いシリーズの序章となる作品のようなので、続きが楽しみ2016/07/15

うさっち

16
架空の街、治安の悪い危険な地区「ヘブンズスラム」が舞台の警察小説。癖のある刑事達が登場するものの、今ひとつ盛り上がりに欠ける気がする…とりあえず続きも読んでみる。2016/02/26

まつじん

16
なんだ、プロローグじゃんか・・・ちょっと続きが楽しみです。予想通りの黒幕が姿を現すのか、それともあっといわせてくれるのか。2014/10/13

bluemint

11
シリーズ第一作目で人物紹介が主とはいえ、十分楽しんだ。主人公がはっきりしなくなるほど個性的な人物が周りを固め、ストーリーも重厚だ。表面的には事件は片付いたのだが、その裏にある政治、警察内部の腐敗、何が正義か、大きな目的のためには小さな悪事には目をつぶるのか、など残された課題は多い。テディベアを殴って鬱憤を晴らすデブでハゲの杉山刑事が好きになってきた。精神科医の女医も気になる。2021/02/18

ぶうたん

8
お風呂読書。米ドラマのザ・シールドを彷彿とさせる警察ミステリ。著者はSFの新人賞でデビューしているが、その後はミステリがメインでジャンルへのこだわりは無いようだ。本書も魅力的なキャラクターが躍動する大変面白い作品で、シリーズものとして構想されているのにも関わらず、2冊で中絶しているのは大変残念である。2022/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8235438
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす