会津の怪談

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

会津の怪談

  • 著者名:中村彰彦
  • 価格 ¥1,324(本体¥1,204)
  • 廣済堂出版(2014/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784331059685
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

会津藩ゆかりの地に残る伝承・怪談を、史実に基づき小説化した怪談短編集。恐怖に陥れるだけが怪談ではなく、ウィットに富み、地方色にあふれ、豊かな文学としての怪談を、直木賞作家の筆が甦らせる。 「亡霊お花」「恋の重荷 白河栄華の夢」「晋州城の義妓」「かわ姥(うば)物語」「思い出かんざし」「骸骨侍」「名君と振袖火事」の7編を収録。いまや「会津といえばこの人」となった作家・中村彰彦の、初にして珠玉の怪談小説集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋製 

22
最初の方は怪談噺が続くが、後半に入りガラリと趣が変わってきた。地域も会津だけではなく他国の話もあり、バラエティには富んでいるが怪談好きな人に薦めると考えると・・・。薦められないかな。怪談半分。史実ぽい話の構成。2014/11/17

マサキ@灯れ松明の火

6
久しぶりの怪談です(?)怪談?歴史?とにもかくにも…やはり恐いのは…幽霊、怪異にあらず…「人」につきまする……江戸…大奥こわっ!?火事場で何してらっしゃる奥女中方……2016/06/04

尾白

4
表紙ほど「怪談」ではない。最後の狐の話はほんのり切なくてよい。≪グロ≫が苦手な人は厳しいです2015/07/09

ちゃかぱん

4
時代ものと怪談が絡んだ興味深く味わい深い展開。人は何故幽霊となるにいたるのかが大変納得できる。2014/11/20

田中峰和

3
怪談を怖い話と思って読むと肩透かしを食う。恨みを残した幽霊話は「亡霊お花」と「かわ姥物語」くらい。お花は旦那の留守中、間男して殺され、姫をいじめ抜いた姥は毒蛇と一緒に棺桶に入れられる。どちらも化けて出てきた側にも非があるので同情しにくい話。「思い出かんざし」は祝言を約した男と想いをとげる前に死んだ姉が、妹の身体を借りて一緒に暮らす話。これはちょっと怖いが純情物語。「白河栄華の夢」は二百石の惣右衛門が野狐に誑かされる。神社で遭遇した美女と添い遂げるが、全ては狐の技。禄を没収放逐された後も、女を探す姿は哀れ。2016/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8156773
  • ご注意事項

最近チェックした商品