目次
春日大社
東福寺本坊
光明院
芬陀院
正智院
光基院
本覚院
岸和田城
瑞應院
小河家〔ほか〕
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年京都市上京区に生まれる。1964年同志社大学文学部卒業。1967年東京綜合写真専門学校研究科卒業。1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影に取り組む。2000年西陣の地に江戸時代後期建築と伝わる町家を修復、水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして公開(要予約)している。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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荒野の狼
9
重森三玲の庭園を扱った本はいくつか出ているが、本書は写真家の水野克比古によるもので、大きな装丁(ページの大きさは縦30㎝、横23㎝)で時には見開きで一枚の写真が掲載されており、庭園を写真で楽しむのが目的の本と言える。各庭園の写真には数行の説明がある。2022/03/16
子牛
4
写真に魅入られてページをめくる手がいちいち止まる。見応え十二分です。2021/01/20
Noelle
4
ここの所、はまってしまった枯山水の庭、特に重森三玲氏の庭を追いかけている。今日は、そのおおもと、彼の住居跡が庭園美術館として公開されているそのお庭を拝見してきた。三玲さんのお孫さんである庭園美術館長、三明氏のお話をうかがい、また写真集のお勧めも聞きつつ、本書を求めてきた。すでに見た庭、ぜひ見たい庭が 京都を撮ったらピカイチの水野さんの目で作られた写真集。三明氏のこだわりなども伺った上で眺めると、また感興深く、次に訪ねる庭を計画している。極上の一日の締めが、極上の写真集。枕元においとこ〜っと(^-^)/2015/10/06
kokeko
3
見に行きたい庭を今は本で巡っている。知らないまま訪れるのは惜しいが、予備知識をつけ過ぎると自分の感じ方に囲いを作ってしまいそうで加減が難しい。この写真集は非公開の個人邸も紹介。人の目線から撮った感じの写真に簡単な説明が添えてある。作庭当時と木が枯れた後の比較写真も載っている。そういう変化もありなのが庭。同じところでも季節や時間によって驚くほどにがらりと印象が変わるが、その様を見比べられるのは写真集ならでは。日本人でありながら日本文化の根幹部分に素養がないのを痛感。まずは好きな庭に出かけよう。2015/07/20
masakinoko7232
1
写真と少しの解説のみ。2020/08/14