内容説明
人はひとりで生まれてひとりで死ぬ。たくさんの家族や友人知人に囲まれていても、「最後はひとり」なのである。最近、友人を見送る機会が増えてきた著者は、生きてきた間の自分を見つめる機会を持つ事として、書く事を推奨している。自分史を書くのもいい、短歌、俳句に思いを託すのでも構わない。歳を重ねたからこそ、ひとりの準備にとりかかりたいという。書く事は自分を掘ること。エッセイ教室で常に言っている言葉だ。人に見せなくてもいいから、書いてみる。今まで見えなかった自分が見え、気がつかなかった事柄、感性に出合う。老いと孤独を乗り越えるために、書く事を進める所以だ。「最後はひとり」の時間を有効にすることは、豊かな人生の締めくくりを迎えるヒントを見つけ出すことにつながる。一生に一度、「人生の作文」書く事を勧め、人生の最高の締め切りを迎えようとする著者の意気込みが伝わる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
50
書くことに言及した内容、老いと孤独は書くことで乗り越えられる!という作者の言葉は書くことを職業したからこそ言えることかな?と思います。2015/09/03
喪中の雨巫女。
8
《私ー図書館》最後はひとりって、現状のままだとそうなる。精一杯生きるしかないのかもしれない。2015/10/22
hisakodosu
1
題名に誘われて図書館本。途中で読書放棄。2016/04/22
Elsa
1
P28 日記は心の秘密のうちあけ場所だ。。。終活の日記対策もかいてほしいな。 本を書き始める方におすすめです。鎌倉の明月院の話しがでてきたりホッコリします。文書を書くときに、ふと、さて、こうした、ああしたという抽象的な言葉を使わないほうがいいと書いてあるが、私には理解不可。 マイベスト名言は、いい人とあるけば祭り、悪い人と歩けば修行。 人の言葉には根っこがある(生まれ育った環境や考えかあ、何を学んだかで、その人の根っこからの言葉は強い)2015/07/15
akasi
0
よくわからん2017/05/28
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