銀翼のイカロス

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

銀翼のイカロス

  • 著者名:池井戸潤
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • ダイヤモンド社(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478028919
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

半沢直樹シリーズ第4弾&最新作!頭取命令で経営再建中の帝国航空を押しつけられた東京中央銀行の半沢直樹が、500億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い。半沢に勝ち目はあるか?

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

1115
半澤直樹シリーズ第4弾。 相変わらず面白い。 遺書から始まる本巻は 再建企業が帝国航空という 日航を想起させる題材で 興味深い。債権放棄を 巡る攻防、政治家との暗闘、極めて現代的な争いは 妙に視覚的で奇妙にも 堺雅人がなぜか浮かんでくるのが面白い。 大物政治家、行内派閥、 悪徳再建弁護士、 そしてあの金融庁の黒崎 審査官…お決まりのパターンながら、読者を巻き込む 筆力は断トツで、一気に 読破できる…そんな話だった。 2014/12/21

サム・ミイラ

1114
ついに半沢直樹もここまできました。今回のお相手は政治家とその仲間です。ついでに銀行内部にも御約束通り敵がいます。にしても毎回やられてんだからいい加減半沢潰しも諦めなよと思ってしまいますが。民主党が政権奪取し事業仕分けとか派手にパフォーマンスしていた頃の話で、どうやらこの大臣は蓮舫氏のようです。日航の業績悪化も当時は大問題で池井戸氏は事実を基に上手く物語に転化していますが今回は少々薄っぺらく爽快感は今一つ。次はぜひ米国あたりと闘って欲しいもんです。理解者の中野渡頭取がいなくなり今後が気になる半沢直樹です。2014/08/25

Yunemo

952
まっとうな銀行員で居続けること、言葉変えれば、まっとうな社会人として居続けること。これって難しいことなんですか。組織の中で自分の立ち位置を自分で決めたい、でもほとんどが決められてしまうこと。ここでの焦燥感がいつの間にか、いたらぬ方向へ。こんな感じで組織を卒業するケースが大半。特に銀行の世界ではそれが強いのでしょう。本作品の中で、トップの信念が、取り巻く部下たちとの互いの信頼感が、強く描き出されており、この新鮮さがさらに本作品の良さを引き出してます。あくまでフィクションの世界で堪能できるものとして読了。2014/08/15

どんちん

853
ふむふむ、さすが4作品目ともなると、安定した展開で気持よく読むことができた。同期3人の会話もそれなりに興味深く、さり気なくストーリーを盛り上げる。個人的には、近藤がしっかりと過去を克服し、活躍し続いけていることがうれしかった! 期待通りの黒崎の動きも今回に限っては、意外な面もあったりと、新たな発見!新たなキャラとしてトミさんが参戦するが、今回限りの出番ぽいのが残念だ。スピンアウト作品をぜひ!と思う。2014/08/03

れみ

778
半沢直樹シリーズ4作目、破綻の危機に瀕する航空会社の担当になった半沢が奮闘するお話。半沢の、相手が政治家だろうと決して長いものに巻かれないところが素晴らしい。現実では難しいけど、だからこそ面白い(^^)それにしても黒崎が出てくるとどうしても愛之助さんの顔が目に浮かぶなあ…^^;2014/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8137486
  • ご注意事項