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内容説明
デザインマネジメントは、デザインを経営の根幹に据えた経営手法のこと。技術や販売手法を中核とする経営は広く見られるが、これにデザインを加えると顧客価値を探る多様な視点が得られる。欧米の成長企業であるアップルやグーグル、アウディ、ダイソンなどはデザインマネジメントを当然のこととして実施している。そのデザインマネジメントの本質や切れ味を、著者が実際に手掛けたエアコン、ノートパソコン、携帯電話、洋食器、ランドリー用品などの開発事例に沿って浮かび上がらせる。巻末に元・ホンダ経営企画部長の小林三郎氏との対談「本田宗一郎とスティーブ・ジョブズは究極のデザイナー」を収録。なお、電子書籍版は、紙面ではモノクロの画像をカラー化しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
26
デザインマネジメント(DM):どんな想いで、どんな価値をユーザーに届けるかを総合的に考えること(17頁)。知識→知性の時代へ(23頁)。知の6Gと致しましても、知性を追求したいと存じます。情報を有効に統合して利用する時代。知性:知ることに加え、考え、判断する能力。経験→認識へ(24頁)。デザイン:総合的に計画、設計(48頁)。デザイナー:美しさや調和を考え、一つの形態や形式にまとめ上げる創造的な計画、設計を行うことを生業とする(56頁)。2015/05/23
Acha
8
単にかっこいいとかオサレとかいう見た目の話じゃなくて、使い方とか生き方だとかの本質的なことを捉えてリフレーミングする「デザイン」はかなり面白い。よく問われる「ニーズ」より、むしろ「ウオンツ」を求めるのがこの世界。だよね?やっぱそうだよね??と熱くなったところで、振り向けば見渡す限りのカチカチの現実。それでも一人納得しながら、まずはまた明日から頑張ろう。2015/01/12
でじきち
7
メンバーが読んでいた本。ロジック(論理)、センス(経験により身に付けた知覚)、ラブ(情熱、共鳴)の重なりが大きいアイデアを創出したい、創出できる仕組みを作りたい、グループを導いていきたいと思った。 ◆「私はデザインがわからないから」は無責任。デザイン研修で講師の方に言っちゃってたな、参加者に対しても今の立場的に無責任だ。気をつけよう◆リフレーミング:物事を観る枠組みを変える。ネガ→ポジが多い。のんびり→おおらか◆計画とは困難な将来への意志。現実可能な計画は予定に過ぎない2021/12/18
さぼてん
6
これはかなりの良本。デザインでマネジメントするなんて多くの社会人は考えないと思います。しかも経営者がデザイナーであれ、だなんて!わたしもデザインマネジメントできるようになりたいなー2017/06/06
仮定体
5
とっても大事なことが書いてあります。企業の存在価値そのもが問われています。愚痴っぽくなりがちですがせっかくいい話を読んだので、前向きに考えていきたいと思います。2014/12/01




