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内容説明
愛用品が壊れたら、使わない生活をしてみる。修理不可能な道具は分解する。漆器は割ってみる。分解すると仕組みがわかり、漆器の断面から素地や下地がわかる――自分に必要なものを見極め、好きなものを長く使う暮らし方は、ある意味、余裕のある贅沢な生き方。本書は、そんな著者の毎日とお気に入りを紹介する一冊。シンプル&丁寧な暮らしのお手本です。 『素敵な良品生活のすすめ』を再編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
17
ないものは自分で作ってしまう、というところになるほどと思ったのと、いろんな片付けの本をよんでも書いてあることを鵜呑みにしないで反面教師として参考にするや、葬儀セットた入院セットなどいざと言う時に日頃から備えておくというのが大変、参考になった。2014/08/06
kum
10
とことん心地よさを追求する生活は、家の広さはおそろしく違えど勉強になる。石黒さんの家は常に清潔で涼やかな風が吹き抜けているイメージ。物の量やこだわりとかを超えて、それが一番目指すべきものかなと思う。2018/10/11
siva
9
昔から雑誌などで紹介される作者が愛用する商品やインテリアが好き。考え方、物の選び方にぶれない芯があって学ぶところが多い。ただところどころ上からモノを言われているような印象を行間に・・私だけだろうか。こういう内容なら文庫本ではなく写真を多用したムック本の方がいいと思う。2015/03/22
ひとん
9
学ぶことの多い本だった。石黒さんはきちんきちんとしていて、細かい部分もあるけれど、家事は仕事ではなく生活そのものと思われているから息苦しさは感じない。欲しいものがハッキリしているから、このスッキリした暮らしぶりなんだな。漠然としていては、いらないものが増えていく。2014/07/16
へへろ~本舗
8
色々とアイディアを持ちリフォームや工作をしているが、こんな使い方が…と目からウロコ。古い植物図鑑を斜め45度に折ったカードフォルダーとか!面白かった。「年をとって時間が短く感じるのは何をするにも時間がかかるから」この箇所を読んでこの頃、一週間が一月が一年がやたら忙しく感じ早く過ぎる理由がわかった。2014/09/16