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内容説明
江戸から明治に時代は移り変わっていき、芝居の形も変わっていく。江戸幕府からは悪所・男地獄と罵られていた芝居小屋。新政府からは、新時代の社交場になるべしと通達を受ける。この好機をものにするべく伊左衛門を始めとした役者たちは、新時代の芝居を作るべく画策する。果たして新時代の芝居とは……?大好評! 歌舞伎グラフィティー、いよいよ千秋楽! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
35
たった4巻だったけど、読み応えあったなぁ。作画もストーリーも素晴らしかったです。名場面集とか大きい版で欲しいかも。2014/10/07
詩歌
13
あれから五年…てそんなに拗れてしまうとは! 誤解が解ければあっという間の和解だったけれど、彼等ならこの五年の有無に関わらず業を昇華させ、芝居の肥やしにしただろう。幕末の血生臭さ、回想で判明した八代目の澱、新たな登場人物と矢継ぎ早の展開に目まぐるしい。榎の結婚やら矢之助の赤ん坊やら、語って欲しいエピソードが沢山有るのだけど、やってしまったら粋じゃないでしょうね。最後におもとに月明かりが差して、大満足の最終巻!2014/11/02
てんすけ
7
今まで歌舞伎の事に興味が無かったのですが、全4巻読んで感動しました。 どこまでが事実かわからないけれど、伊左衛門さん(五代目菊五郎)矢之助(澤村田之助)権四郎(九代目團十郎)の生き様を読んで、歌舞伎の世界も垣間見れた気持ちになりました。 最初はわかりにくいかもしれませんが、傑作だと思います。2016/01/05
maru
6
今回で最終巻とは思わなかったけど、ちょうどいい感じの長さでよくまとまっていてよかった!まさか5年も仲違いしていたとは思わなかったけど、最後に伊左と矢之助が仲直りできてよかった。でも矢之助切ない…巻末の年表見てさらに切ない。モデルである役者さんを調べたら本当にその通りで驚いた。すごく気になってきた!紗久楽さんの絵は本当に細かくて丁寧で美しい。また新しい作品が楽しみです。2014/06/28
聡吉
6
モデルがいるってことでさっそく調べたらほんとにいて面白かったです。矢之助と伊佐のモデルさん等は同じ時代、同じ舞台に生きることがなかったけど漫画という世界では共演してて。すごいなー。殆ど実話だもん。ほんとすごいよ2014/06/20