内容説明
ロボット開発に関わる二人の死の真相を暴け。
昭和精密機械の技術者、早川啓介の遺体が東尋坊で発見された。旅館には遺書が残されていたが、父親の雄介は息子の死に疑問を抱く。人型ロボット開発の中心人物として仕事は充実しており、プライベートでも悩んでいる様子はなかった。雄介は、退職間近の会社を辞め、息子の死について調べ始める。
ついで、浅草のビルから飛び降りたと思われる若い女性の死体が発見される。亡くなった北川愛は工業デザイナーで、「啓介さん、ごめんなさい」という遺書めいたメモが、早川の名前とともに残されていた。そして、北川は啓介が関わっている人型ロボットのデザインを担当していることが判明した。
調べを進めるうちに、十津川警部は、ロボット開発を巡っての人間関係のきしみがあったことを突き止める。
さらに東尋坊で啓介に声をかけたと思われる女性を、父の雄介が見つけたと連絡してきた。
果たして二人の死の真相とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
倉屋敷??
3
今回は全体を通して微妙だったなー。 最後もあっけない終わりでした。2024/02/23
aaboo
2
内容が平板に感じた。2022/08/14
なんこっちゃん
1
オーディオブックにて。犯人の登場が遅く前半のスローなテンポから、終盤にかけて急にまくってきた印象。なんとなくあっけない感じ。2023/06/24
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
1
2014年 6月11日 初版2015/12/25
CEJZ_
1
1P16行。十津川警部シリーズ、ずっと刊行され続けている。鉄道路線に興味や知識がなくても、日本全国の中から好きな土地や、表紙の写真の感じや作品タイトルからテキトーに選べばよい。今回は北陸がイイなあと、越前方面の今作を選ぶ。ポスターのような表紙の赤青黄色の配色も目立っていた。振り幅は少なく、淡々と展開し淡々と収束する、いつもの十津川。解説は山前譲。2014/12/25