内容説明
かつて沖縄県の中学校に全国大会初の金賞をもたらし、赴任した4つの中学校と2つの高校で「全国金賞」に導き、「吹奏楽の神様」とも称された著者が教える、「普通の子をできる子にする」方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hr
1
怒ることは、子どもに衝撃を与えるが、考えさせることも、子どもに衝撃を与えることになる。屋比久先生の生徒は、実は怒られるよりも過酷なことを課せられているのかも知れない。2014/09/02
あろはま子
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他ジャンルの指導法こそ参考になることがあるので読む。 小4のとき音楽クラブで打楽器の楽譜など読めない私に怒鳴り続けた男性教師を思い出した。 著者のような先生だったら吹奏楽続けていたのかも楽器はいまだに苦手。 指導法としては学校の先生の指導法で、目新しい方法はなく、今までのデータベースがあるのでしょうが生徒をその型にはめて見ているのだなとも感じました。 学校以外では怒らない指導は当たり前に近いのですが、このような本が出るということはまだ部活動で怒鳴る指導の先生が多いということなのでしょう。 2015/01/07
みちこ
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吹奏楽の神様こと屋比久勲先生の著書なんですが、これはアマチュアの指導者ならぜひ手元に置いてほしい本だと思いました!自分の指導はまだまだ未熟で、生徒に押しつけているだけだなと反省…(ー ー;)音楽は楽しいもの。だから、怒られて強制されてやるものではないし、それでよいものはつくれない。あと、バンドの実力はサウンドという考え方はまったく同感です。まだ一回しか読めてないですが、何度も返して染みつくまで読みたいです。2014/10/04
kiriya shinichiro
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僕が直感的に、パートリーダーとしてやったことのあることが書いてあって「あっ、あってたんだ」と思った……! ここに書かれているのは、ほぼ正論。音をきれいにすること、音を揃えること、基本の練習をきちんとすること。やらせるんじゃなくて、自主的にやるように導くこと。ちゃんと勉強している先生がいっしょうけんめい教えてくれるなら、それは子どもはのびるよ。部活レベルなら「楽しむ」ことがメインで正解。コンクールだけじゃモチベーションにならないよね。2016/12/14
やっくん
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良い勉強になった。 音楽は楽しさが一番です。 叱れて楽しくないのに楽しい音楽はできません。 その通りです。 難しいけど!2016/11/09