集英社文庫<br> L change the WorLd(デスノート特別小説版)

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集英社文庫
L change the WorLd(デスノート特別小説版)

  • 著者名:M【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2014/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087451863

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内容説明

L、最期の23日間。劇場版『デスノート』から、スピンオフ「L」登場。究極の選択をしたのち、Lに降りかかった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。映画原案に参加した謎の人気作家Mが小説版を書き下ろし。スクリーンでは見られないLの言葉、Lの想いがここに。大人気コミック『DEATH NOTE』のアナザーストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

『よ♪』

46
L、最期の23日間。──映画"デスノート"の後日譚。大まかな設定と登場人物以外は映画版と別のお話。"キラ事件"解決後の死を待つLの前に新たな事件が。凶悪なウィルスの悪用を企てる組織との争奪戦。映画版はデスノートが出てこないもののエンタメ振りした作品で楽しめたが、こちらは現実的なリアリティも保ちつつ"デスノートの頭脳戦"もあり原作ファンには嬉しい内容。本編では安楽椅子探偵だったLが不器用に奔走する姿が滑稽で愉快。でも人のために必死になる"飄々とした変人"の内なる優しさと1日ずつ近づく死は、逆に切なく悲しい。2021/11/27

カナン

40
原作と大きくラストが異なる映画版。その後日を描いたスピンオフ映画と同じ題名で書かれた孤高の天才Lの最期の23日間。タイトルでLとWが大文字なのはLとワタリの物語だったからだとされている。それまで安楽椅子に縫い付けられていた彼はキラとの対決で自らの足で動くことになったけれど、スピンオフでは初めて外の世界を見た子供のように拙くも生き生きと歩き、走り、記号のLから一人の青年エルへと孵化していく。キラを裁きながらも月が使っていた腕時計をはめ続け、月を「友達」だと云い切るエルの純潔さが尊く、迫る最期の瞬間が寂しい。2016/02/18

扉のこちら側

40
初読。2015年773冊め。ドラマ化ということでナツイチ2015に入ったようだ。私は漫画は途中までしか読んでないし映画も観ていないので冒頭は「そういうことになったの?」という感じで読み始め。人物の心理描写が少なくもっと書き込んでくれれば読みやすいのにというのが正直な感想。2015/07/08

きっしぃ

31
これは映画原作?ノベライズ?なのかな?原作は途中まで読んでた記憶はあるんだけど、色々曖昧な記憶しかない。Lの最後の23日がカウントダウンで描かれる本作、Lってこんなにアクティブだっけ…(笑)デスノートの設定はあんまり活きてなくて残念。思考戦、推理戦を期待してたので…。先日放送していた東出くん出演の映画は録画してるので早めに見なきゃ。原作もレンタルで読み直してみようかな。2017/11/23

ゆう

24
お盆休み中にCSチャンネルで映画版の『DEATH NOTE』が放送されていた。当時映画館で観たけどせっかくだからと改めて鑑賞。その時に、そういえばスピンオフの『L change the world』観てないなぁ…確か小説もあったよね、と思いついて手に取る。Lの最後の23日間。ページの上にカウントダウンが出ていて残り時間がわかる分、もうすぐだ、もうすぐその時がきちゃうよ、と切なくなった。あのLがこの時、こんなに誰かのために動いていたなんて。月の腕時計やワタリとのチェスにもホロリ。実写版、かりてこよう。2015/08/21

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