内容説明
最新の調査によると、いまや高齢者の15%(462万人)が認知症という時代に突入しています。
本書は日本認知症学会専門医・指導医で延べ2万人もの患者を診てきた著者が、認知症へのさまざまな誤解を解き、どう理解し対応すればよいかを出来るだけわかりやすく解説します。
目次
第1章 認知症への基本的な誤解
第2章 認知症は「絶望の病」であるという誤解
第3章 認知症医療への誤解
第4章 介護対応での誤解
第5章 認知症の薬への誤解
第6章 認知症に対するマスコミの誤解
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ねええちゃんvol.2
1
★★2016/12/02
トマズン
1
認知症といえば、物忘れで 認知症を死に至る病気だと思っている人がいる事にビックリ。 と、こんな感じに認知症について誤解されていると思われる事柄について解いていく。2016/04/14
葡萄びーだまがけん
0
2016年に決着となり話題の内容もトピックにあったり。TO-DO展開も読みやすかったです。同じことでも答え方が変わると理解が深まりますね。2016/03/16
ともたか
0
物忘れが多くなる、これ即ち 認知症 ではないようだ。 ではどうする?もう少し読んでみてから判断する。2015/05/20
ミントン1209
0
タイトルに過度な期待をしてしまったようです。発行された2014年から約5年の間に、大方の誤解が解かれていると感じました。ただ、認知症の専門医ならではの説明ーーーたとえば、誤解10「認知症になるとすべての記憶がなくなる」の説明の中で、時間的な記憶について、それぞれ認知症の方が苦手か得意か分類・整理されているのですが、【ワーキングメモリ(「今この一瞬」の記憶)】が、5分ほど経過した【近時記憶】と区別され、認知症の方が得意とされていたのは意外で、興味深かったです。2019/01/30




