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内容説明
財界総理──。経団連会長がそう呼ばれていた時代があった。財界の意を体して政治と対峙した第2代会長・石坂泰三、政治献金の問題にスジ論で向き合った第4代会長・土光敏夫……。しかし今、そのポストに2代続けて「副会長OB」を起用せねばならぬほど、財界の人材は枯渇している。新興企業はそっぽを向き、中核の老舗企業群も余裕を失う中、「財界総本山」に明日はあるのか。一線の経済記者が肉薄する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
15
経団連...日経連とともに紛らわしい名前の団体として一緒に覚え込んだ記憶があるなぁ...中学だったか高校だったかは覚えていませんが。もちろん、内容なんて全く記憶に残っていません (大汗) そして、いつの間にか合体していたのか...で、そのうちに消滅してしまうのか???2014/07/19
とうゆ
13
経団連という組織の形態や役割でなく、経団連の会長と人事を巡る争いについて書かれている。期待していたものと違っていたのでがっかりしたが、著名な財界人を知られたのだけは良かった。2015/01/09
かなた
8
戦後GHQの指導のもと財閥抜きの経済団体である経団連が作られた。経団連会長は財界総理とも言われる権力者。副会長は現在20人もおりその中から会長が選ばれる。高度経済成長期の経団連は大企業が儲かっているから影響力も強かった。1993年に細川内閣が政党助成法を施行。これにより自民党は献金に頼る必要がなくなり、経団連の影響力が弱まる。2024/11/04
ちくわん
6
戦後直後に発足。財閥解体、公職追放をかいくぐり、私の記憶では、土光さんが一番。オイルショック、汚職事件、震災を経験し、経団連という今は無用の長物と化した集団を検証しつつ、企業自体が変遷・消滅する現場に立ち会う。歴史の哀れと人が生きている刹那の輝きを、初日の出を見て感じた。2019/01/01
うらじ
4
財界人列伝といった内容。経団連という組織自体に興味があったのでタイトルに騙された気分に。2014/06/10
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