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内容説明
「マスゴミ」「オワコン」と言われる新聞・テレビと、炎上などさまざまな社会問題をたびたび引き起こすネットメディア。これからメディアは、知の進化に貢献するのか、はたまた混乱の発生源となるのか――? 亀山千広フジテレビ社長、木村伊量朝日新聞社社長、川上量生ドワンゴ会長、アリアナ・ハフィントン、中川淳一郎、津田大介、東浩紀――さまざまなメディア人の「苦悩」を、元電通ビジネス・デジタル局長がインタビュー。
目次
第1章 荒涼としたネットの現在地
第2章 新聞生きるか死ぬか
第3章 ニュース売ります買います
第4章 テレビはオワコンか?
第5章 ハフィントン・ポストの狙い
第6章 ソーシャルメディアの責任感を問う
第7章 個人がメディアになる時代
第8章 誰が「広告」を殺すのか?
第9章 情弱ゼロ社会へ
第10章 メディアの役割
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
55
ネットとメディアの関係を様々な立場の人にインタビューした一冊。28人にもインタビューしている為、内容は薄め。今の目で見るとどうかと思う人も中にはいるし。十年一昔というが、本書が出版されたのが2013年。ネットの世界では当時と完全に様変わりしてしまっている。フジテレビは完全にテレ東の後塵を拝し、ニコニコ動画はもう終わってるし、時の流れとは残酷。あとメディア関係者が出てくる頻度が多いが、ネット情報に対してメディア情報の信頼度しかほぼ話題にしてない。そんな戦時中の軍部みたいな精神論だから今の惨状があるのでは。2020/10/28
tetsu
25
★5 メディアに関連する28人へのインタービュー。 ネットの台頭で既存マスメディアの抱える苦悩がよく分かる。 ただでyahooニュースが見れるのにお金を出して新聞を読む人はどんどん減り淘汰が進み、毎日朝刊が宅配される時代は終わってしまうのでは、と予想される。ネット時代に、時間とお金をかけ地道な取材で真相を報道するようなジャーナリズムがコストを回収するビジネスモデルは果たしてあるのだろうか?ちょっと心配。2016/03/13
さとむ
15
新興ネット企業は社会性や信頼性を重んじるべきだという意見に同感。ただし、既存メディアは「問題なし」とは思えない。むしろ、既存メディアこそ影響力が大きいだけに憂慮する点は多い。例えば、低俗番組を垂れ流すテレビ局(コンプライアンスなんていいながら、CM流す企業も同様)。反響がいいからと過激な性特集を繰り返すのは勝手だが、それメインの広告をつくる雑誌社と、「教育の場に新聞を」といいながら売上のため過激広告を掲載してしまう新聞社。消費者軽視と「今がよければよい」という姿勢。苦悩の原因は、自らにもあるのではないか。2014/05/22
Porco
13
インターネットメディアが普及してきたことで、その当事者たちや旧来のマスメディアの人たちはどういうことを考えているのかを取材したインタビュー集。正直、散漫な感じはするのだけれども、朝日新聞(当時)、読売新聞、フジテレビ、ハフィントン・ポストなどのトップらの話をまとめて読めたのはよかった。2015/02/14
minoguchi
10
幅広く豪華な対象者を揃えたインタビューには、大いにうなずくもの、刺激的なもの、ヲイヲイというもの、それぞれあったのだけれど、全体としては何故か今ひとつ印象に残らず(読んだタイミングが悪かったのか?)。まあ、「今」のタイミングの各種メディアの置かれている状況をざっと俯瞰するには悪くはなかったとは思うけど。 2014/05/24
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