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内容説明
いま、この瞬間の“呼吸”に意識を置くだけで、煩悩から自由になれる!本書は、著者がおこなう大人気の坐禅セッションを完全書籍化しました。坐り方、手の組み方といった「型」から始めて、呼吸法、平常心の高め方、雑念との付き合い方、自分の身体感覚や心を観察するお稽古まで、初心者でも今日から一人で始められる坐禅瞑想のやり方を紹介します。「仏道とは本来、宗教でも儀式でもなく、お稽古をして歩むべき『道』でした。あたかも茶道や弓道のお稽古をするかのごとく、心のお稽古を始めることといたしましょう。お稽古のプログラムは、10の段階を順々にステップアップできるように作成いたしました。1つのステップを十分に習熟されてから、次のステップへと歩まれてください」(本書「はじめに」より抜粋)「欲望・怒り・迷い」が、スーッと消える1冊。
目次
1 坐禅を始める前のお約束(「型」のお稽古)
2 坐禅瞑想のステップ(呼吸に親しむお稽古 観察力のお稽古 より強い集中力のお稽古 捨=平常心のお稽古 緊張と不快を受け止めるお稽古 雑念と仲良くするお稽古 一点集中力のお稽古 身体感覚スキャンのお稽古 苦楽を知るお稽古 心を観察するお稽古)
3 おまけのステップ(歩行瞑想レシピ 慈悲の瞑想レシピ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
18
単行本で既読だったが文庫が出たのでもう一度読んでみた。正直いまでも瞑想で集中なんてできる自信はないけれど、著者の主張は初読のときに比べて理解できた気はする。瞑想中に浮かんでくる雑多な思考をありのままに見つめる。集中できない自分への怒りすらメタな視点から「いま自分は怒っているんだね」と受け流す。日々の生活でストレスを溜め、怒りを抱えてしまいがちだからこそ、坐禅でときに静かに自分を見つめなおすことは必要なのかもしれない。2014/05/17
Tadashi_N
13
坐禅の基本は、正しい呼吸法から。2015/01/19
RED FOX
11
浮かんでくる全ての感情、気がかりなどを他人事のように観察しよう。自分の全ての内臓を一つ一つ思い浮かべてスキャンしよう。呼吸の意識を鼻先の一つの細胞に集めよう。坐禅のノウハウを初級からかなりの上級までわかりやすく書いてます、途中からついていけなくなるけど面白いです。2018/10/31
文章で飯を食う
10
再読。なかなか修行は進みません。しかし、諸行無常や一切皆苦は身にしみますな。仏に導かれている気がします。2018/02/08
文章で飯を食う
9
小池龍之介師の本ばかり繰り返し読んでいる。しかし、易きに流れてばかり。人生短いのだ。瞑想しよう。2018/05/09