内容説明
お人好しのやっさんと囚人からも親しまれている牢屋敷の同心・大賀弥四郎のもとに、亡き妻と面影の似たお峰が、亭主殺しの科で入獄してきた。しかしそこには様々な男たちの野心が何重にも渦巻いていて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
93
小伝馬町牢日誌[惑いの面影]2巻。お人好しのやっさん、今回はお節介が仇となり思わぬ方向、最後は「立花陽明流居合道初伝」でバッサリ悪を切る、それにしても牢名主の長兵衛さんが牢から出て牢屋同心の弥四郎さんと一緒に探索するてビックリですね。2016/12/05
Suzu
1
小伝馬町牢日誌シリーズ第2弾。濡れ衣そしてまたこれも濡れ衣と、おいおいどうなってんだこりゃといった展開で、諸々の事件は一介の按摩から検校にのしあがった大宮検校や寺社奉行が絡んでいた。お人好しのやっさん、主水助、長兵衛そして纏屋女将のお光と、それぞれのキャラが楽しい。そして次巻を読む。2017/12/29
一五
0
2作目 結構いける。2017/08/25