- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
「コーヒーもう一杯」「澄江堂主人」と、唯一無二の世界を謡いつづける“漫画界の吟遊詩人”が、月刊コミックビームに発表した渾身の作品を網羅した最新作品集。新境地に挑んだ中篇「エスパー修業」、世界文学の古典をコミカライズした「バートルビー」、そして本領のファンタジックな短篇「夜の太鼓」を収録。温かくてダーク、ユニークな個性が横溢する、珠玉の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
49
これはいい作品集❗️『エスパー修業』『バートルビー』『夜の太鼓』の3本立て。不思議で仕方ない設定なのに読後感が何とも良い『エスパー修業』。『白鯨』のメルヴィル原作の『バートルビー』も不思議で仕方ない男の不思議な話。表題作も不思議。不思議で寂しい夜の話。何とも良い1冊を読んだ。また読もうかと思う。2019/09/07
アーチャー
20
山川氏の作品の中ではシュール度、並びに不思議度が高い作品集です。なので、初めて山川氏の作品を読む方には、とっつきにくいかもしれません。個人的には「エスパー修行」が好きですが、深夜枠でいいからどこかのテレビ局は山川氏の作品をドラマ化してほしいと思いますね。2015/06/17
スリーピージーン
13
「バートルビー」は有名なメルヴィルの短篇を基にしたもの。こういう作品があったことは初めて知りました。「エスパー修行」は少女の不思議な人生の話。ある意味彼女の夢は実現したのではないか。「夜の太鼓」は哲学的。自分っていったい何?2015/09/08
り こ む ん
11
ちょこっと…イマイチだったかなぁ…2014/05/24
春風のぼる
8
バートルビーに衝撃を受けました。恥ずかしながら初耳で、有名な話なんですね。ネットでいろいろ調べました。2016/04/26