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内容説明
「自分の考え」をどう深め、広げ、伝えるか――。◎「わからない」を前提に思考をスタートさせる◎わからなくなったら「さかさまにものを見る」◎何事も「自分に引きつけて考える」ノウハウ◎より「公平な考え方」に近づくには?◎批判は「受ける」のではなく「利用」せよ◎歴史の中にある「無数の伝記」を読む◎「素直に感動し、素直に疑問を抱く」大切さ……仕事、人生のあらゆる場面で役立つ「知的生産」のヒントを紹介。100万部突破のベストセラーシリーズ!
目次
1章 「考えるプロセス」で何を重視すべきか
2章 批判する力、批判に負けない力
3章 「ものを見る確かな力」をつくる
4章 発想の技術―「大切なこと」を見逃さない目
5章 歴史との対話―「自分の考え」にどう生かすか
6章 人生を楽しむ道具としての「考える力」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マガリ
19
『考える力』とは何か。わからないを前提で「十聞いて一を知る」、素直に質問して感動すること。客観的に常識を疑い批判する、他者の批判を積極的に利用する。窮地は「ユーモア」で乗り切る、人間の叡智といえる。理解と誤解は紙一重、面白いと肯定する癖がいる。工夫した「失敗」にこそ学び、見切り発車してみる。自分を信じて、満点主義を捨てる。「歴史」から1人の個人に学ぶ、人柄が大切にする。ころがっても、失敗しても「すぐに立ち上がる力」が『考える力』と締めくくる。意図的に「なぜ?」を繰り返そう。★★★☆☆2014年5月刊行2014/04/22
Takayuki
7
1)考える前に「わかったつもり」になっていないか。2)「素直に感動し、素直に疑問を抱く」ことの大切さ。3)窮地を救う、ユーモアの魔法。4)「考える力」を鈍らせる4つの症状、「すねる」「ひがむ」「ひねくれる」「いじける」。これらの考え方は、共感させられました。自分を戒めるために、心に刻もうと思います。上司が「考える時間」ほど贅沢な時間はないと教えてくれたことがありましたが、「人生を楽しむための道具としての考える力」の章を読んで、そんなことを思い出しました。考える力で人生を謳歌したいと思います。2014/08/24
まさちゃん
5
轡田さんの力の溢れる語り口に、若者であるはずの私、たじたじ。そんなパワーどこから出て来るんだ。とはいえ、納得させられるところも多々あった。特に、すねる、ひがむ、ひねくれる、いじける、の部分は、共感すると同時に、ひやっとした。私大丈夫かな?自己啓発本は一つの方法をこれが全て、というように一般化してしまうところがあるけど、轡田さんはあくまで私の意見、という姿勢だから、エッセイのようで、読みやすかった。2016/01/16
田中峰和
3
名著ともいえないこの程度の本を15年以上たってから再販する厚かましさに呆れる。著者が活躍した20世紀と現代とどれほどの差があるのか考えて欲しい。小説や哲学書なら古典に学ぶところは多いが、この程度のジャーナリストが書き散らした駄文を読まされる読者はたまったものではない。読みながら、イライラするのは、著者が単なるコラム記者ゆえか、古すぎるたとえばかりが鼻につく。しかもそこから新しい発見があれば許せるが、単なる受け売りに終始。著者いわく時間の流れに晒されも本質的に劣化していないと自負しているが、それこそ老害だ。2014/07/13
月と星
2
★★★★筆者はメンタルが強いなぁ,豪快な人だなぁ,が一番思ったこと。なかなか真似はできそうもないけど,心の片隅にとどめておきます。2018/08/13