- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
朝日新聞の元論説委員が教える「思考の技術」「勉強の技術」!本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで、「考える力」を身につけ、より深めるための方法を徹底網羅。◎観察は常に小さいもの、身近なものを出発点に◎「量の読書法」「質の読書法」◎「なぜ」こそ書くことの最も大切な原動力◎忙しいときほど遊んでみる◎ときには「当たり前の言葉」も辞書で引いてみると――◎「他人と少しだけ違う自分」を演出する◎情報収集は「集中豪雨的」がいい ……一冊で、面白いほど「ものの見方」が冴えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森林・米・畑
63
広い視野と何でも疑問視する事が、考える力を後押ししてくれそうだ。自分の持っている力をどこまで引き出す事が出来るかが勝負どころ。自分自身が持っている力の引き出し方を身につけなければもったいない。2023/10/13
再び読書
57
「考える力」とは物事の細部に渡って積極的に意識して行動する力と著者は冒頭で言っている。ぼくたちが最近つとに利用しなくなった辞書との関わりも興味深い。いつかぼくも辞書を読めるような、心に余裕のある人間になっていきたい。会議の際に「論理的にしゃべってくれ!」と言うのが意見に反対であるという解釈も新鮮で納得できる。ある意味京都人との接し方かも知れない。「本人の目の前で使えない言い方をしないのが、人間としての基本的な在り方」というのも納得できる。ところどところ共感できる文言が多いが、読む側の余裕も必要な書物。2016/08/05
Kentaro
54
書くことこそ、考えることである。頭の中に次々と浮かんでは消える思ったことや考えたこと言うのは、文字という具体的な存在に置き換えようとした瞬間、その文章を読むことで客観的に観察する。 文字を書くことは同時に自分の文章を読んでいることになる。よって自分の書いた文章の浅はかさや甘さを書いた瞬間に思い知らされる。これが、書くことが考えることと言われるゆえんである。 読むことはその文面からさらに深みをもって熟考することに繋がる。よって書いたものに限らず、新聞であれ、本であれ、浴びるほど読むことも考えることに繋がる。2019/06/08
かず
52
★★★★Audible。再読。「これからの時代、求められる人材は成長力と問題可決能力をもつ者」と林修先生がいっていた。今後AIと仕事を取り合うのではなく、情報量や処理速度などはすんなりとAIを活用し、本書で述べられているような「考える力」や「問題可決能力」を人間はさらに磨いていく必要がありそうだ。再読予定。2018/06/25
なっぱaaua
44
1997年に書かれた本なので内容や事例は古いです。昨年鬼籍に入られた著者ですが、朝日新聞やニュースステーションなどでよく見かけた方ですね。考え方のベースになることは今でも参考になります。「大きく」考えないほうが「大きいこと」は理解しやすいというのは正しいなという感じ。「政・官・財も学もマスコミも、「おでん」をつくれ。」もその通りだと思う。これは読んで判断して欲しい。サラリーマンやっていると職場を離れても「会社人間」でいるというのは昭和・平成の働き方。これを「生活人間」に切り替えなくてはならない。2023/04/17
-
- 和書
- 世界の中の日本最良の選択