内容説明
世界各地の文化遺産保護のため、国連に新たに設置された国際遺産保存局(IHA)は、水中探査船で遺跡の引き上げ作業を行っていた。
そこへ謎の集団が現れ、作業員を抹殺、機密ファイルを奪うと探査船を沈めて消えた…。
一方、IHAの役員を務める考古学者のニーナ・ワイルドは、プラトンの幻の著書『ヘルモクラテス』に、ヘラクレスの墓への言及を発見し、墓は実在すると確信する。
『ヘルモクラテス』原典に何千年ものあいだ隠されてきた暗号は解読できるのか?
彼らに迫る、謎の組織の正体は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
13
感想:★★★★ このジャンルではお約束の命令口調タイトル(笑) 前作に違わずスピード感満点でアクションシーンてんこ盛り! 非日常感を味わえる映画映えしそうな作品です。 中心人物はニーナ&エディーで変わらないのですが、なぜにここまで仲が悪くなってるの!?って感じ。 そこへエディーの前妻まで登場して人間関係もドタバタです。 エディーの愛銃は前作と同じくWildey.45Win.Mag. 途中で敵の手に落ちちゃって要人暗殺の疑いまでかけられちゃって・・・ ニーナがピンチになったところで下巻へ。2018/03/27
コギコギ555
0
ニーナとエディーのシリーズ二作目。ヘラクレスのお墓探しの最中またまたトラブル発生。そして、驚いたのがニーナとエディーの仲の悪さ。ここまで悪化している恋人関係も珍しいような。下巻ではヘラクレスの墓の謎や二人の仲など、すべてのゴタゴタが解決されるとよいのだけれど。2014/09/24