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内容説明
なぜ多くの起業家たちが、創業して数年で挫折するのか?
2013年秋、日本の総理大臣がニューヨークの証券取引所で、「日本を起業大国にする」と宣言しました。それによって起業支援のための補助金が準備され、商工会議所などの団体も起業支援に乗り出しています。
実際、起業することはなにも難しいことではありません。ただ難しいのは、「起業」を継続させ、「企業」として成長させることです。「創業の3年後には2割弱しか生き残っていない」と言われます。その原因はどこにあるのでしょうか。それは、夢ばかり追いかけて、「失敗体験を学ぼうとしなかった」からなのです。
どんなことであっても、成功させるためには失敗を知らなければなりません。なぜなら、同じ失敗を繰り返さないためです。失敗をヒントとして、成功のポイントを知るためです。
どの先輩も、どのマニュアル本も、成功するためになすべきことは教えてくれますが、「やってはいけない」ことについては、あまり教えてくれません。しかし、起業を目指す人が一番知らなければならないのは「成功の仕方」ではなく、「失敗の避け方」なのです。
本書で紹介する「やってはいけないこと」の一部を紹介しましょう。
・「好きなこと」で起業する
・今までの収入を断ち切って起業する
・自分だけ儲かればよいと考える
・商品や技術があれば客はついてくると考える
・本業と手段を混同する
・資本金10万円でスタートする
・ランニングコストを考えずに所在地を決める
・売れている店に営業する
・相手のニーズを調べずに売り込む
・大きな広告を打つ
・過去の経験をみて人を採用する
・精神的な訓練教育を強制する……
ベストセラー『カッコ悪く起業した人が成功する』著者・最新刊
破産から再起した社長だからこそ知っているビジネスの極意
目次
1 起業を考えたらまず知っておきたい「失敗の法則」(「やりたいこと」で起業してはいけない 「客がいるところ」で商売を始める ほか)
2 起業準備編(事業にはライフサイクルがある 最低限用意すべき4つのもの ほか)
3 営業編(「自分ならどんなときに購入するか」を考える 営業計画を具体化させる ほか)
4 事業拡大編(時期に従って、やるべきことをやる 情報の窓口を広げる ほか)
5 経営者編(リーダーシップは他覚である 従業員と同じ目線でアクションを起こせ ほか)
感想・レビュー
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ニッポニア
ひろ☆
naka
芸術家くーまん843
マサキ