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内容説明
尖閣諸島・竹島の領土問題をめぐる中国・韓国との対立、北朝鮮のミサイル発射と核実験などアジアの軍事的緊張は高まるばかりであり、逆に化学兵器使用のシリア・アサド政権への武力行使を断念するなど、アメリカの影響力には翳りが見え始めている。また、スノーデン事件によって熾烈な国際諜報戦が白日の下に曝されるなか、日本ではようやく戦後初めて「国家安全保障戦略」が策定された。国際的にも国内的にも安全保障環境が激変している現状をわかりやすく伝え、日本はどのように対応していくべきなのかを考察した必読書。
目次
第1章 安全保障って、そういうことだったのか
第2章 世界から「警察官」がいなくなった
第3章 日本版NSCに足りないもの
第4章 武器なき外交は、楽器のない音楽
第5章 安全保障は感情で動く
第6章 「国家安全保障戦略」が書かなかったこと
第7章 中国という安全保障上の最大懸念
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2024/04/11
モモのすけ
3
「日本国に必要なのは、世界標準のインテリジェンス機関と、世界標準の軍隊です」「油断大敵」2014/04/16
pudonsha
1
刊行当時は認められていなかった集団的自衛権は行使できる環境になったが、今後も進めなければならない課題はたくさんあることが分かる。2018/01/07
モンドノスケ
1
安全保障というと、すぐに戦争に結びつけ、安直に論じる人間がいる。しかし、自国民を守るためには、法整備や準備が必要となる。これを学ぶための良書だと思う。2015/01/31
くらーく
0
インテリジェンス機関が必要って、何十年前から言っているのやら。まだ、だめなんだねえ。 戦争に巻き込まれないと、変わらないのかねえ。2014/07/19