幻冬舎文庫<br> 浮かぶ瀬もあれ 新・病葉流れて

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幻冬舎文庫
浮かぶ瀬もあれ 新・病葉流れて

  • 著者名:白川道【著】
  • 価格 ¥763(本体¥694)
  • 幻冬舎(2014/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344421813

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内容説明

昭和四十四年、いざなぎ景気の真っ只中。広告代理店に勤める梨田雅之は、派閥争いと出世競争に辟易とし孤立していた。やがて裏街道を突き進むようになった彼は、破滅的な博打に身を焦がし、二人の女との情事に溺れる。だがその胸中には人生を賭けるに足る何かへの渇望が。荒ぶる魂は何をすれば鎮まるのか? 若き病葉の躍動を描く傑作賭博小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

翔龍パパ

28
『天国への階段』や『病葉流れて』シリーズ等、独特な男のロマンというかハードボイルドな『白川』作品は私は好きで、ほとんど読んできました。『白川道』さんが惜しくも2015年に亡くなってからは新しい作品はもう読めなくなったので、ずっと積読本でしたが、ついに読みたくなって手に取りました。前作を読んでから時間が経っているので、思い出しながら読んでいます。やっぱり良いですね~。時代背景は昭和44年の高度経済成長期、いざなぎ景気の真っ只中。私自身も小学校低学年の時代、良くも悪くも『昭和』感が満載です。→続く2021/01/30

ワッキー

2
★4 今回は梨田くんが二股をかける話ですね2022/02/19

たろー

2
2016/01/13

かずぺん

2
すむ世界が違いすぎるので、フィクションとして楽しみました。想像力が膨らむ作品だと思います。2014/06/12

なおぱんだ

1
広告業という一見して派手で大仰な世界に身を寄せたのはいいけど、結局は出世競走や派閥争いなどの社会の縮図にしか過ぎないことに気がついて、会社員としての自分の将来に興味を急速に失っていく青年と、彼を取り巻く女性たちとの関係が今回の作品の中心となっています。青年の女性遍歴も興味深いですが、彼を支えようとする女性の存在が痛快です。2023/12/24

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