内容説明
最新の学会ガイドライン(2013年改訂版)にも対応! 日経メディカル Onlineの大人気連載を大幅加筆修正し、待望の書籍化。
この患者さんは治療すべき? 新規抗凝固薬はどう使う? 脳梗塞のリスクを分かりやすく説明するには? ・・・心房細動診療を「リスクマネージメント」としてとらえ、抗凝固療法の意思決定や進め方を豊富なエビデンスと共に解説した入門書。患者数が急増し、治療方針も大きく変化した心房細動の診断・治療を、症例や最新のエビデンスを交えてわかりやすく解説します。
指導医と研修医の会話形式で、心房細動診療の素朴な疑問に答えます。日本循環器学会の心房細動治療(薬物)ガイドライン最新版にも対応しています。
目次
第1章 総論(心房細動とは―心房細動という病気の特殊性 心房細動の診断―無症候性心房細動を拾い上げるには 心房細動診療のリスクマネジメントモデル)
第2章 脳梗塞を予防する(脳梗塞のリスクを評価しよう 抗凝固療法のリスク/ベネフィットを共有しよう 抗凝固療法の意思決定をしよう 抗凝固療法のリスクをコントロールしよう)
第3章 心房細動を管理する(発作時の対応―初発心房細動で抗不整脈薬を投与すべき患者とは リズムコントロールとレートコントロール カテーテルアブレーション)
第4章 高齢者の心房細動を考える(高齢者の心房細動診療―心房細動診療の究極の目標とは)