HJ文庫<br> グラウスタンディア皇国物語2

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HJ文庫
グラウスタンディア皇国物語2

  • ISBN:9784798607689

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内容説明

海賊に扮して罠を張っていた四千のリジア海軍を相手に、少数の軍勢で勝利を収めた《皇国七聖》の軍師クロム。その際に得た800名余りの捕虜を交渉材料とし、クロムは皇女ユースティナのお付きとして開戦の緊張高まるリジアとの会談に臨むことに。しかし会談の直前、クロムは皇太子ダカットから急遽、不可能とも思える敵情視察を命じられてしまい!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

42
前回の海戦で得た捕虜を交渉材料に、リジアとの会談に臨むところから始まる第二弾。会談に望む前に偵察し、会談の流れを変え、大軍の足止めをしたり、大急ぎで戻って敵の戦略を見抜いたりと、クロムが八面六臂の大活躍でしたね。会談の流れとかやや雑なところもあって、登場人物たちが各々頑張ろうとしたり、ラトルグ国の女帝選出騒動など見どころも結構あったりで、突出した主人公と群像劇的な物語のバランス的に、流れの整理がポイントになりそうな感。厳しい状況が判明して次巻となりましたが、この難局の乗り切り方も気になるところですね。 2014/09/16

いーたん

41
クロム×ユースティナのグラウスタンディア皇国より、コウソン×レイリンのラトルグ国の話(断章)のが個人的には好きですね。というわけで、グラウスタンディア皇国よりラトルグ国を応援したくなります。さて、今回の話はグラウスタンディアとリジアの全面戦争へと発展していく話でしたが、兵力で劣るグラウスタンディアはどのように戦っていくのか楽しみですね。戦争はより多くの兵力を整えた方が有利なのは揺るがない事実なだけにクロムがどんな戦略戦術を魅せるのか続きを早く読みたいです。2014/10/17

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

26
【★★★☆☆(今回挿し絵なしが地味にガッカリだったので多少減点)】HJ文庫がおくる超王道の戦記ファンタジー第2弾。 相変わらず内堀先生らしいというか、良くも悪くもライトノベルの優等生のような作品なので、もう少し尖りがあってもいいかなとは思う。 戦場での駆け引きはもちろん、各国ごとの主要キャラたちが身をおく策謀まみれの政治劇なども重点的に描かれており、どこもかしこも一筋縄じゃいかない壮大な群像劇として、これからの展開が楽しみです。2014/05/08

アウル

22
今巻は次回への準備巻といったところかな。ライバルになりそうなキャラも活躍してるんだが全体的に盛り上がりに欠けている気がする。次巻クロムがどんな戦略でリジア軍を撃退させるのか楽しみ。2014/04/02

ren

21
ラストが…!ラストの引きが卑怯ですね!(笑)というわけで、戦記ファンタジー2巻目。今回は仕込み回なので、派手さには欠けてたけど、キャラの掘り下げとかはかなり出てきていて面白かったです。特に新キャラのファウラさんがちょいちょい面白くていい味出してます。また、ダグラスとフィフニスの組み合わせも可愛かった。クロムは相変わらず無双状態ですが、次回も劣勢を鮮やかに覆してくれるのか…続きが超楽しみ!あと、今回もリュリュの食事がバラエティ豊かで笑ったw2014/04/08

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