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内容説明
法華経の受容と仏教の土着化など数々の視点から、日本仏教の深化と多様性を検証。道元や親鸞の鎌倉新仏教を日本仏教の最高峰とする通説を乗り越え、宗派を超えてダイナミックに展開する日本仏教の全体像を描きだす。
目次
「日本仏教」への視座―日本人の死生観から
第1部 日本仏教をどう見るか―「方法論」の定礎
第2部 日本仏教の始まり―仏教はいかに受容されたか
第3部 日本仏教の浸透―信仰と理論の諸相
第4部 日本仏教の展開=転回―実践への問い
日本仏教の近代―“顕冥”の精神構造と日本仏教の新たなパラダイム