ハヤカワepi文庫<br> ウィンターズ・テイル(上)

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ハヤカワepi文庫
ウィンターズ・テイル(上)

  • 著者名:マーク・ヘルプリン【著】/岩原明子【訳】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 早川書房(2014/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784151200779

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内容説明

コリン・ファレル主演、映画化! 5月、全国ロードショー 時を超え輝く街ニューヨーク。男は忍び込んだ先の豪邸で令嬢と出会う。

19世紀末のマンハッタン。泥棒のピーター・レイクは、故郷の仲間を守るため盗賊団を裏切り、追われていた。偶然出会った空を飛ぶ白馬の助けを借り、なんとか逃げ出した先で、彼は富豪の娘ベヴァリーと出会う。湖畔の雪に閉ざされた別荘で二人は愛を深めていくが、彼女には死期が近づいていた……奇抜な人々の波瀾万丈な物語を、奔放な想像力とマジックリアリズムの手法で描き出し、アメリカ現代文学界に燦然と輝く大傑作

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりか

42
面白い。アメリカ的マジックリアリズムとでも言うのだろうか。雲の壁に守られる島、白馬は空を駆け巡り、病弱のヒロインは星の瞬きに焦がれる。ニューヨークを舞台に百年に及ぶ、摩訶不思議な恋と冒険の物語。人はみな希望を胸にニューヨークにやってくる。人々の繋がりは愛や野望を叶えていく。どこかで繋がっていく人々みなが個性豊かで物語に彩りを添えている。汚らわしくもあり、美しくもあるニューヨーク。さて空の彼方から落っこちたピーター・レイクは生きているのだろうか。下巻へ。2017/12/01

KAZOO

15
この作品は映画を見て読みたくなり、まず原書を手に取ったのですが厚すぎて日本語版から読むことにしました。映画はファンのコリン・ファレル、ラッセル・クロウ、ウイル・スミスなどが出ていて最近の映画にしてはよかったためです。小説を読むともう少し場面など細かく書かれていてじっくりと楽しませてくれます。映画とはまた異なった感じでいいと思いました。2014/06/13

pyoko45

13
これは惹句に違わぬ大傑作の予感デス。出だしこそロマンティックなファンタジーの装いですがそれも一部までの話。二部に入ってからの、次つぎと新たな登場人物を巻き込みながら話がどんどんどこどこと拡散してゆく展開は、まさに私の好みのどストライクで、お上品なピンチョンと云うべきか。何はともあれ下巻につづきますよー。2014/04/09

ぐるぐる244

11
本を読むのに、これはSF、これは純文、とか分類する必要はない、と思っているけれど、正直、この本は読んでいて面食らっている。文章はとても詩的で美しく、「木曜日の男」みたい。下巻に続く。2015/12/25

わたなべよしお

10
 米国を代表する傑作というので手に取った。最初から「白い壁」?とか、意味がとりづらい表現が随所にあり、読みにくいが、なんともいえない魅力もあって、300ページくらい我慢していると、以降は俄然、面白くなる。不思議な物語だが、読み終えた時に、何を感じるのか、今から楽しみだ。2014/04/09

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